『僕と魚のブルーズ 評伝フィッシュマンズ』増補新版で復刊 未公開写真+プロモ用ミニブックを収録
フィッシュマンズの活動の軌跡を追った『僕と魚のブルーズ 評伝フィッシュマンズ』の増補新版が、6月17日イースト・プレスから復刊される。
今でも新たなファンが生まれ、国内外で高い評価を受けるフィッシュマンズ。デビュー時からラストシングルまで、佐藤伸治のインタビュー多数収録。約2万字の増補、未公開写真+プロモ用ミニブック収録のうえ、新装版で復刊。発売記念イベントや、著者の川﨑大助も出演する「映画:フィッシュマンズ」の公開も予定されている。
■書籍情報
『僕と魚のブルーズ 評伝フィッシュマンズ』
著者:川﨑大助
定価:本体2,100円+税
発売日:6月17日
出版社:イースト・プレス
[巻頭グラビア]
『米国音楽』6号(1996年4月発売)用に九十九里浜で撮影(写真:茂木綾子)
アルバム『ORANGE』(1994年発売)のロンドン・レコーディングでのオフショット(写真:山本玲彦)
二〇二一年のまえがき
はじめに
第1章 90年12月 「今日は、シンジは、いません」
第2章 91年 らしくない大器、デビュー
第3章 92年 涙ぐむような音楽
第4章 92年 ラジオ・デイズ
第5章 93年 新しいヤンキーたちの夜明け
第6章 94年1月~6月 渋谷は燃えているか?
第7章 94年6月~12月 「夕焼けの色だよ」
第8章 95年 「まだ夏休みは終わってない」
第9章 96年 空中のシーズン
第10章 97年~98年 残響の彼方へ
第11章 1999年3月15日、3月20日
それから
さらに、それから
[巻末付録]プロモ用ミニブック(レコード・ショップで配布された非売品)
「after GO GO ROUND THIS WORLD」(マキシ・シングル『MELODY』発売時)
「Stop-Action Fishmans」(アルバム『空中キャンプ』発売時)
著者プロフィール
川﨑大助
1965年生まれ。88年、ロック雑誌〈ロッキング・オン〉にてライター・デビュー。93年、インディー・マガジン〈米国音楽〉を創刊。編集/発行/グラフィック・デザインを手掛ける。レコード・プロデュース作品も多数。2010年より、ビームスが発行する文芸誌〈インザシティ〉に短篇小説を継続して発表。おもな著書に長篇小説『東京フールズゴールド』(河出書房新社)、講談社現代新書『日本のロック名盤ベスト100』、光文社新書『教養としてのロック名盤ベスト100』などがある。