人気料理コラムニスト・山本ゆりのエッセイ集『おしゃべりな人見知り』重版決定

山本ゆり『おしゃべりな人見知り』重版決定

 料理コラムニスト・山本ゆりのエッセイ集『おしゃべりな人見知り』が3月30日、扶桑社より発売された。発売前から話題となっていた本作だが、異例ともいえる重版が決定。Amazon売れ筋ランキングではベストセラー1位も獲得している(2021年4月5日時点、カテゴリ 日本文学)。

  本書は著書累計700万部の人気料理ブロガーで料理コラムニスト・山本ゆり、5年ぶり待望のエッセイ集。どこにでもある素材で簡単にできるのにおいしいレシピで大評判の山本ゆりさんですが、じつはもうひとつ、レシピと交互にブログで書かれる「お話し」がファンの心を捉えている。

 就職のこと、家族のこと、子育てのこと、人間関係のこと……。だれの心にもある不安や葛藤に明確な答えを出すのではなく、一緒に寄り添って、泣いて悩んでしかもおもしろおかしく笑ってくれる。そんな文章に引かれるファンが続出し、いつしかレシピと並ぶ看板メニューに。

 そのエッセイをまとめた作品集は過去2冊(「クリームシチュウはごはんに合うか否かなど」「スターバックスで普通のコーヒーを頼む人を尊敬する件」)ともにベストセラーランキングで1位に輝いた。5年ぶりに3冊目となるエッセイ集が本書だ。今回はブログで大反響だったエッセイに加えて、書き下ろし作品も多数掲載。さらにエッセイにちなんだおいしいレシピも盛り込んだ欲張りなエッセイ集となっている。

「特になんの事件もない、何気ない日常の話をこれでもかと詰め込んだ1冊。でも人生は日常がすべてなんですよね。どこを切り取るか、どう捉えるかで人生は悲劇にも喜劇にも持っていけるから、どうせなら小さい幸せをいちいちクチャクチャ噛みしめ(ガムか)、できるだけ面白がって過ごしたい」(著者あとがきより)

 本書の一部をご紹介
具なしのインスタントラーメン



【エッセイ一覧】
・パッケージを開けるのが苦手な件
・たけのことかいう食材
・夏の王将
・おしゃべりな人見知り
・気が利かない人
・おひとりさまビュッフェ
・長女の呪縛
・食べたくても食べられない人
・星野源への葛藤
・夢を追いかけること
・あなたがしんどいことはしんどい 
・自分を好きでいるために ほか
 
掲載レシピの一例

・餃子の王将風チャー玉丼
・フライパンでカマンベールフォンデュ
・包丁不要!もやしとニラの豚キムチスープ
・フライパンひとつマカロニグラタン ほか、簡単でおいしい25レシピを収録。

著者プロフィール
山本ゆり
料理コラムニスト。1986年大阪生まれ&在住。結婚前は広告代理店の営業、現在は3児の母。著書「syunkonカフェごはん」シリーズ(宝島社刊)は10冊累計で670万部を超えるベストセラーに。Twitterのフォロワー数は100万人、Instagramは93万人を超える。

『おしゃべりな人見知り』
著者:山本ゆり
発行:扶桑社
定価:1540円(本体1400円+税)
発売日:3月30日

 

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