染野有来、20代最初のグラビアは甘さとほろ苦さが重なり合う内容に

染野有来『ヤンマガ』グラビアレビュー

 大人になるということは、何かが変化することではなく、豊かさが加わって表情に深みが出ることなのかも知れない。髪を乱してセクシーな角度で写る姿、真っ直ぐ立って控えめにポーズをとる姿。この色気と朧げな感じの振れ幅が、妙に大人っぽい。彼女の存在を中央に置いて、とにかく真っ直ぐ見つめ合うように撮られているからこそ、彼女のありのままに深く触れられそうな気がしてドキドキする。

 次はいつ、どんな表情を携えてグラビアに登場してくれるのだろうか。きっと、これからたくさんの経験を経て、さらに洗練されていくのだろう。そのなかで、ふとしたときにグラビアに戻ってきて、その成長ぶりを収めてほしいと強く思う。

■とり
日々グラビアに勇気と希望をもらって生きており、 グラビアを熱くドラマチックに語るのが趣味。 読んだ後に心が豊かになるような文章を心がけています。 好物はカレーとサーモンです。Twitternote

■書籍情報
『週刊ヤングマガジン』第52号
特別定価:本体373円+税
出版社:講談社
公式サイト

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