『少年イン・ザ・フッド』待望の第2巻 帯コメントはILL-BOSSTINOが担当
“ヒップホップ何でも屋” SITE(Ghetto Hollywood)による話題のHIPHOPドキュメンタリーコミック『少年イン・ザ・フッド』の第2巻が、12月15日に扶桑社より発売される。帯コメントには、THA BLUE HERB/ILL-BOSSTINOのリリックが掲載されている。
本作は“HIPHOP何でも屋”として名高い、SITE (Ghetto Hollywood)によるマンガ家デビュー作であり、著者自身の実体験をベースにしたヒップホップドキュメンタリーコミック。『週刊SPA!』で好評連載されている。1巻は予想以上の反響を呼び、発売日翌日に即重版が決まった。
この度発売される第2巻には、20話を収録している。90年代のスケートカルチャーを描き、物語はより熱く、より過激に展開に。帯コメントはILL-BOSSTINO(THA BLUE HERB)、巻末対談にはスチャダラパーが登場した。
■THA BLUE HERB/ILL-BOSSTINOによる帯コメント
さあ始めよう第2巻 ちょうど同じ時代 俺は札幌で生きていた
東京ばかりが儲けててイライラ ここにもいるんだぜ 意外か?
ディールも知らねえ自称プレイヤー ススキノの路上からデリバー
次の2枚組でPAY BACK まとめて一気にかっさらっちまう計画
まだインターネットなんかなかった HOODが違った俺とあんた
昂る心がアンサー HEAD BANGER 同じ世界に憧れていたんだ
HIPHOPに導かれて良かった スタートゼロから ゴール目と鼻
わずか一瞬の輝きに過ぎないとしてもまだ 未来は奴等の手の中
■ストーリー
「これは僕のフッド(地元)で起きた映画みたいな本当の話」(第1話、冒頭より)
団地に住む“何者でもない”少年が、謎のDJやグラフィティライターの同級生に出会い、平凡な日常が鮮やかに塗り変わっていく――。著者自身の実体験をベースに、'96年と現在という2つの時代を行き交うストーリーにはカルチャーだけではなく、団地、薬物、在留外国人といったシリアスな社会問題も絡んでくる。
市立星屑高校に通う高校一年生である森村玄人。学校では不良集団のパシリ扱いを受けていたが、同じ団地に住む謎のDJドゥビに出会い、その日常に変化が訪れる。
■著者プロフィール
■Amazon限定特典情報
Amazonでの購入で特典ポストカード2枚付き(予定)
■書籍情報
『少年イン・ザ・フッド』2巻
出版社:扶桑社
発売日:2020年12月15日
定価:1,150円+税
予約サイト:https://amzn.to/3f7Lcvz