乃木坂46 梅澤美波が語る、1st写真集『夢の近く』に込めた想い 「一つの夢が叶ったら、また次の夢に近づける」

梅澤美波が語る、1st写真集『夢の近く』

「これ以上は出せない」ほど仕上げた身体

ーー撮影はオーストラリアのバイロンベイとゴールドコーストです。

梅澤:私があまり海外に行ったことがなくて、グループに入って初めて海外に行ったんです。スタッフさんと話し合いながら決めたんですけど、海が綺麗なところに行きたいという希望はあって、モルディブとかがいいのかなと考えていた時に、オーストラリアのバイロンベイはサーフィンが有名な地でもあるし、海がすごく綺麗ということで「ここだ!」って意見が一致して決まりました。

ーー撮影に向けてはどのようなトレーニングを?

梅澤:去年の夏ぐらいからジムに通い始めて、そこから週1~2で通い、撮影一カ月前になったら毎日1時間ジムに通っていました。自宅でもできるトレーニングをしていましたね。

ーージムでのメニューは?

梅澤:二の腕と腹筋とお尻を重点的に、トレーナーさんと考えながら「ここは筋肉付け過ぎちゃったから、こっちにシフトチェンジしよっか」とか「ここはくびれを際立たせたいんですけど」っていうのを話して、メニューを変えてもらったり。トレーナーさんと二人三脚で身体作りに挑んでいきました。

ーーそれでは満足いく仕上がりに?

梅澤:もう! 満足です! これ以上は出せないと思います。

ーー食生活も意識しましたか?

梅澤:食生活は食事制限というよりも食事改善をして、今まで食べてきた主食を変えたり、たんぱく質を多く摂るようにしました。乃木坂46の現場では誘惑が多いんですよ。メンバーもみんな食べるし、甘いものも差し入れしてくださることも多かったので、その期間は「耐え時だ……」と頑張っていました。周りのメンバーとか仲のいい同期が「頑張ってね」って声をかけてくれたり、「終わったらここに食べに行こう」って決めてくれたりしたので、それを目標に頑張れました。

ーーそれこそ『バゲット』(日本テレビ)でグルメサイトを見るのにハマっているって。

梅澤:そうなんですよ。もうひたすら! グルメサイトを見るようになったのが食を我慢していた時だったので、それが今でも癖付いちゃって。今も継続しています。

ーーあの話は写真集とリンクしていたんですね(笑)。その我慢が現地では爆発した?

梅澤:現地ではめちゃめちゃ食べましたね。私がジャガイモを好きだっていうのをスタッフさんが知ってくれていて、オーストラリアに美味しいポテトがあって、そこから毎日そこのポテトがあるお店に連れて行ってくれました。ほかにも焼肉をしたりとか。

ーーオーストラリアの有名な食べ物といったら何になるんですか?

梅澤:カンガルーのお肉を焼いて食べました。ビーフジャーキーの味に近くて、肉々しくて美味しかったです。でも、撮影でカンガルーに戯れたりしたんですよ。その後に食べたのは心苦しかったです(笑)。

ーーなるほど(笑)。こう見ていくと食べているシーンも多いですよね。

梅澤:そうですね。ミートパイは現地の方に教えていただいて私が作ったりして。綺麗に出来ました。

ーーカバーを外した表紙の写真も素敵です。

梅澤:私が全部撮ったんですよ。「写ルンです」で。

ーー「photo by minami」とありますね。

梅澤:先輩方の写真集は表紙を外したところが見どころだったりもしたので、今回もまた楽しんでもらいたいですね。いいものが詰め込めたんじゃないかなと思います。

ーー先輩方の写真集を見てきたからこその視点ですね。

梅澤:そうですね。だからこそなので。

ーー撮影時期は年初ということですが、『映像研』の撮影とも被っていたんじゃないですか?

梅澤:『映像研』の撮影が終わってすぐだったので、身体作りは『映像研』と並行しながらでした。あとは2月に乃木坂46のライブもあったし。バタバタでしたね。

ーー4日間にわたる全曲披露の『BIRTHDAY LIVE』ですもんね……。

梅澤:それでも私は楽しんでやっていました。写真集の撮影で気合が入っていたし、楽しみではあったので。映画の撮影も楽しかったし、それもまたいい思い出だなって。ちょっとつらかったのも写真集の出来上がりを見たら、それも良き思い出ということで。

ーー写真集の撮影は全体で何日間だったんですか?

梅澤:1週間ですね。

ーーカメラマンの東京祐さんともだんだんと距離が近くなっていった?

梅澤:私が『with』の専属モデルになった時の写真を撮ってくれた方だったんです。でも、それから何回も撮ってきてもらったということでもなかったので、初めの距離感は大丈夫かなとも思っていたりしたんですけど、自然体で撮ってくださる方だったので、そこはリラックスしながら。特にランジェリーカットは最終日だったので、関係性がしっかりできてからリラックスした上で撮れて、いい表情をカメラマンさんに引き出していただいたなと思います。

ーー撮影には『with』チームで行ったんですね。

梅澤:お世話になってる編集長さん、スタイリストさんたちと一緒に連れて行ってもらいました。私の好みを分かってくださっているのもあって圧倒的信頼感なので、用意してくださる衣装も全部どんぴしゃなものばかりで、選ぶのに苦戦したくらい。全部が可愛かったですね。

ーー『with』チームと一緒だったからこそ作れた写真集。

梅澤:本当にそうだと思います。私のスタイルを武器にするという面では、今までにメンバーが着てこなかった衣装を用意してくれたり、私のことを分かってくれているからこそのヘアスタイルを一緒に相談していった部分があったので、いろんな私を引き出してくれた面で本当に感謝していますね。私一人の要望ではこの写真集は完成しなかったです。

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