スティーヴン・キング×センダック『ヘンゼルとグレーテル』新作絵本が刊行へ 翻訳は穂村弘

モーリス・センダックとスティーヴン・キングが新しく紡ぐ『ヘンゼルとグレーテル』が4月24日(金)に発売される。
【画像】モーリス・センダックが生前のこした絵『ヘンゼルとグレーテル』
『かいじゅうたちのいるところ』の作者モーリス・センダックが生前のこした絵に、世界的ベストセラー作家スティーヴン・キングが文を書き下ろした新しい「ヘンゼルとグレーテル」の物語。”出版界のおとぎ話”ともいえる、夢の組み合わせによる絵本が誕生。
スティーヴン・キングは「ぽかぽかと陽のあたる外側、暗くおそろしい内側、そして賢く勇敢な子どもたち。ある意味で私は、ヘンゼルとグレーテルのような子どもたちの物語を、これまでずっと書き続けてきたのです。」とコメント。
推薦コメントも到着。五味太郎は「もはやこれがオリジナル版なのでは、と思わず錯覚してしまうほどの凄み。キングとセンダックの名人芸絵本だ」とコメント。永作博美は「弱いんじゃなくて優しくて、強いんじゃなくて賢い物語。柔らかいのに何か心騒ぐ絵がどこまでも私たちを楽しませる」とコメントした。
NetGalleyレビュー
・これはもう、拝見する前から期待マックス。前書きから既にワクワクで、読了後はおいしいごちそうをいただいた気分。端末では読み進めるのがもどかしかったですが、とても素敵でした!ぜひ紙版でじっくり味わいたい本です!(図書館関係者)
・キングにセンダック、そして訳は穂村弘さん!こんな魅力的な組み合わせの絵本ができるなんて嬉しすぎます。怖がりながらも守るもののために進む兄妹は、まぎれもなくスティーヴン・キングの描く子どもたち。モーリス・センダックの不気味さとユーモアがその世界に深みを与え、特に魔女の横顔は圧巻!そして、異様なお菓子の家。これはもうオーバールック・ホテルでは!?キング節炸裂で怖い描写もたくさんあるけれど、穂村弘さんの訳でこどもも読んで眺めてきっとずーっと楽しめる絵本になると思います。キングの、はじめに、も必読です!発売が待ち遠しいです!(書店関係者)
・こんなコラボで絵本が創り上げられるなんて、奇跡!しかも、翻訳が穂村弘さんだなんて!
行間の心の機微、醜い感情を余すこと無く綴られており、童話にありがちの「なぜこんな状況が起こったの?」にキング流解釈が加わっているのが良い。キングはセンダックのダークで魅力的な画にこんなにも相性が良かったのか。センダックのお菓子の家がトラウマ級。この凄み、他には無い。加えて、絵本にも造詣が深い穂村さんの翻訳がぴったりマッチ。これは購入して傍らに置いておきたい作品です。(図書館関係者)
・有名人コラボすぎて、ファンにはたまらない一冊。スティーブン・キング版ヘンゼルとグレーテルは怖さが際立っており、モーリス・センダックの挿絵でさらにヘンゼルとグレーテルの世界観が(いい意味で)不気味に描かれていて、ファンとしてはゾクゾクします。特に、お菓子の家が本当の顔を見せる瞬間、魔女が裏側の顔(こちらが表とも言える)を見せる瞬間、戦慄します。装丁のオシャレさも相まってインテリアとして飾っておきたい一冊です。(レビュアー)
・なんて豪華な絵本でしょう。『ヘンゼルとグレーテル』に新しい息吹が吹き込まれ、子どもたちだけでなく大人も楽しめる絵本となっています。子どもの頃読んだ『ヘンゼルとグレーテル』とはどこか違うけれど、ヘンゼルとグレーテルの個性は失われず2人の知恵と、お互いを大切に思い合う気持ちに心を掴まれました。そして絵も素敵です。細部まで書き込まれていて、じっくり眺めていたくなる絵本です。これからこの本が、子どもたちにとってのスタンダードな『ヘンゼルとグレーテル』になっていくのかもしれませんね。(レビュアー)
(NetGalley会員レビューより一部抜粋)※「NetGalley」(ネットギャリー)とは、出版社が提供する発売前の作品をデジタルデータで読めるサービス。
著者紹介
文:スティーヴン・キング(Stephen King)
1947年、アメリカ、メイン州生まれ。英語教師のかたわら執筆を続け、1974年に『キャリー』で作家デビュー。以後『呪われた町』『デッド・ゾーン』など次々とベストセラーを生みだす。『シャイニング』『IT』『グリーン・マイル』『ダークタワー』シリーズなど50作以上を発表、映像化された作品も多い。エドガー賞、ブラム・ストーカー賞、世界幻想文学大賞、米国ナショナル・ブック・ファウンデーション・メダルなど受賞多数。
絵:モーリス・センダック(Maurice Sendak)
1928年、アメリカ、ニューヨーク州生まれ。著作の販売数は5,000万冊以上、40か国以上の言語に翻訳されている20世紀を代表する絵本作家。『かいじゅうたちのいるところ』でコルデコット賞、『まどのそとのそのまたむこう』で全米図書賞を受賞。そのほか『まよなかのだいどころ』『ちいさなちいさなえほんばこ』『ロージーちゃんのひみつ』など多数の名作を生みだす。長年の功績に対して国際アンデルセン賞画家賞、ローラ・インガルス・ワイルダー賞、アストリッド・リンドグレーン記念文学賞などが贈られている。2012年没。
訳:穂村弘(ほむら・ひろし)
歌人。1990年、歌集『シンジケート』でデビュー。その後、短歌のみならず、翻訳、評論、エッセイ、絵本など幅広い分野で活躍中。訳書に『スナーク狩り』(ルイス・キャロル)など。
■書誌情報
『ヘンゼルとグレーテル』
文:スティーヴン・キング/絵:モーリス・センダック/訳:穂村弘
価格:2,530円(税込)
発売日:2026年4月24日
出版社:NHK出版

























