秋元康総合プロデュースグループ・WHITE SCORPION、ついにデビュー! 無限の可能性と世界への挑戦を語る

WHITE SCORPION初インタビュー

 秋元康が手がける新規アイドルグループ創造プロジェクト『IDOL3.0 PROJECT オーディション』の最終合格者11名で結成されたWHITE SCORPIONが、ついに12月7日リリースの「眼差しSniper」でデビューを迎えた。

 今回リアルサウンドでは、デビューを目前に控えた11月某日にインタビュー。最年少でありながら「眼差しSniper」でセンターを務めるHANNA、そしてACO、AOI、CHOCO、MOMO、NAVIの6人に約半年間にわたった合宿や審査時の思い、「眼差しSniper」でのデビューについて、さらにグループの将来を語ってもらった。(編集部)

「HANNAのような奇跡の14歳がいるなんて、びっくりすると思う」(MOMO)

――今回がリアルサウンド初登場となるので、まずは最初にこの6人がどのような人なのかがわかるように、右隣にいるメンバーについて紹介していただけますか?

CHOCO:まずは私からACOについて。ACOはお笑い担当です。

ACO:ええ(笑)?

CHOCO:私たちのオーディションでは、その過程も公開されてきたので、今までの審査を観ていただけたらわかると思うんですけど、みんなが真面目なアピールをしているなか、ACOはネタを披露していて。いい意味でおふざけ役だなと思います。あと、バレエをやっていたこともあってダンスがすごくきれいで、指先までしなやかに伸びているところが素敵です。あと、お姉さん感がある。

NAVI:あるある! 顔が大人っぽいよね。

ACO:性格の話じゃなくて(笑)?

NAVI:ああ、そっちか(笑)。

ACO:(笑)じゃあ、私はMOMOを紹介します。MOMOは今17歳なんですけど、ダンスには「本当に高校生?」と思わせられるような、大人顔負けの色気がにじみ出ていて。でも、みんなで話している時は最年少のHANNAよりも子どもっぽい(笑)。大人な雰囲気だったのに急にケラケラ笑って子どもっぽくなったり、そのギャップが魅力的だなと思います。

MOMO:ふふふ(笑)。HANNAは最年少とは思えないほどしっかりしていて。ACOが私のほうが子どもっぽいと言っていたけど、本当にそのとおりなんです。最初に会った時は14歳には見えなくて、年上だと思っていたくらい。そうしたらまさかの年下で、衝撃を受けました。見てくださっている方もこんな奇跡の14歳がいるなんて、びっくりすると思いますよ。

HANNA:AOIはダンスも歌もすごく上手で完璧なんですけど、リアクションがすごく大きいんですよ。何かしたらすごく大きく反応してくれて面白い。あと、ずっと自撮りをしています(笑)。

NAVI:昨日も部屋の隅で、ずっと自撮りしてたよね(笑)。

AOI:やめてよ〜(笑)。

HANNA:そうそう! 休憩時間がちょっとでもあれば写真を撮ってる(笑)。あとはコメントが上手です。

AOI:ありがとう! では、私はNAVIについて。NAVIの第一印象はクールビューティで、いい意味で近寄りがたい雰囲気をまとっていたんです。なので、私は最後の結果発表の日まであまり話しかけられなかったんですけど、実際に話してみるとまったくそんなことなくて。急に変顔をしてきたり(笑)。

CHOCO:ムードメーカーだよね。

MOMO:おちゃらけがち(笑)。

AOI:盛り上げるのが本当に上手です。

NAVI:(隣で変顔をしてみせる)

AOI:そう、いつもこうやって(笑)。あと、ダンスがピカイチ!

CHOCO:声楽を習っていたんだよね。

NAVI:オペラだっけ?

AOI:え、初耳! という、すごい子なんです!

NAVI:次は私の番ですね。CHOCOはオーディションの時に同じグループだったんですけど、どこに行ってもCHOCOはCHOCOのままで、ずっとかわいくて天性のアイドルみたいな存在。

CHOCO:うれしい……(笑)。

NAVI:ほら、こういうところがかわいいんですよね(笑)。でも、こんなにかわいいんですけど、ちゃんと中身はしっかりしていて。言うべきことはちゃんと包み隠さず言ってくれるので、そういうところも信頼できるんです。

CHOCO:ありがとうございます(笑)。

――そもそも、みなさんはどうして『IDOL3.0 PROJECT』のオーディションを受けてみようと思ったんですか?

HANNA:SNSに投稿されていたオーディションの告知に、“メタバース”や“世界”と書いてあって、私はそこに目を惹かれたんです。立ち上げの時点から「世界を目指している」と書いているようなアイドルグループはあまり他にはないと思って、そこで興味を持って応募しました。

――“海外”や“世界”というのは、みなさんにとっても興味の対象だった?

全員:はい。

CHOCO:あと、デビュー曲の「眼差しSniper」の音源の一部をSNSで公開していて、それを聴いて「お、いい曲だ!」と思ったことも大きかったですね。

NAVI:私は、半分AI、半分人間のポスターイラストの雰囲気が「私に似てない?」と思って。

全員:(笑)。

NAVI:これまで秋元(康)先生が手がけてきたグループとはまた違うなと思って、「面白そうだな」と。それに、世界に進出するためにはAIの技術とかもどんどん取り入れていく必要があるのかなと思いましたし。

ACO:私は、やっぱり秋元先生プロデュースというのがいちばん大きかったかな。「秋元康総合プロデュース」と書いてあったら、やっぱり気になっちゃうじゃないですか。私はTikTokでオーディション情報を初めて知って、そこからチェックして応募しました。

AOI:オーディション立ち上げの時からメタバースを活用して新しいアイドルを作るということが掲げられていたんですけど、私は自作PCやゲーム、アニメが好きで、そういう分野とメタバースには親和性があるというか。そこにすごく興味を惹かれて私に合っているんじゃないかなと思いましたし、最終的には「私もメタバース空間に入りたい!」と思って応募しました(笑)。

NAVI:私、“メタバース”という言葉の意味も最初はよくわかっていなくて、調べましたもん。

MOMO:私が応募した理由は、NIDT(オーバースが発行する暗号資産/仮想通貨『Nippon Idol Token』)とか、そういうキーワードが入っていて興味を惹かれたから。私もTikTokでオーディションのことを知ったんですけど、金融の仕事をしている兄に見せたら「面白そうだから受けてみなよ」と背中を押してくれたんです。

"WHITE SCORPION"(ホワイトスコーピオン)メンバー決定!

――みなさんそれぞれにいろんな応募理由があったんですね。応募してからさまざまな審査を通過していくことになりますが、このオーディション期間中に心が大きく動いた瞬間はありましたか?

ACO:合宿審査の前に顔や名前をお披露目された時が、やっぱりいちばん大きかったかなと思います。それまでは、運営スタッフのみなさんと面接したりするだけだったんですけど、たくさんのお客さんの前に立ったことで「ちゃんとしなきゃ」みたいな気持ちに変わりました。

HANNA:合宿でグループ審査を勝ち抜いて、その次が個人審査だったんですけど、それまではグループでいたからこそ自分を出せているところもあったので、急にひとりになって「自分の個性をどう出していくか?」と考えるようになって意識が変わったのかなと思います。

AOI:うん。それまではお互いに支え合いながらひとつのものを作り上げていく審査だったんですけど、個人審査になってからは同じグループだった子ともライバルになるので、一気に環境が変わったよね。そこで一気に自分自身に責任が生じて、荷を重く感じるようになりました。

NAVI:私は、合宿の時に気持ちが固まったというか。ダンスや歌のレッスンで先生方が厳しく指導してくださって、そこで「もっと頑張らなくちゃ」って思うようになったんです。でも、そこから個人審査に移った時は私も少し悩みました。グループ審査では誰かが突き抜けすぎていてもいけないし、いかにひとつに揃えるかが大切になるんですけど、個人審査ではいかに自分の魅力を出せるか、覚醒できるかが課題で。そこでもまた気持ちが変化したと思います。

――合宿に入る前には、Final Stage進出者のお披露目イベントもありました。

MOMO:私は、あの時がいちばん緊張しました。人前やカメラの前に立って何かをする機会って、普通に生活していたらあまりないじゃないですか。だから、カメラの前で自分の名前を言うことにも緊張してしまって。隣にいた子とは初めましてだったけど、私が緊張しすぎて「大丈夫?」と抱きしめてくれたことで、少し気持ちが落ち着いたんです。

――このなかで、お披露目イベントの時に印象に残ったメンバーはいますか?

ACO:私はNAVIですね。

HANNA:応援団長をしてたよね。

CHOCO:私はMOMOが印象に残ってる。「眼差しSniper」を歌う時に、自分で作った振り付けで踊ってたよね。

MOMO:乃木坂46さんが好きなので、その振り付けをお借りしてみました。あのシーンをすごく褒めていただくことが多くて、うれしかったです。

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