LIL LEAGUE、“新たな夢”を叶える決意に満ちた初のホールツアー 熱狂を呼ぶアトラクションのようなステージに

LIL LEAGUE、初のホールツアーレポ

 ライブもいよいよ終盤に差し掛かったところで、メンバー一人ひとりが、集まった観客へメッセージをおくる。

「今回のツアーでは、今までのLIL LEAGUEも残しつつ、新たなLIL LEAGUEも見せたいと思って準備してきました。こうして新たな挑戦をするとき、皆さんからもらうメッセージや笑顔が活力になっています。日々、応援してくれて本当にありがとうございます」(岩城)

「このMCで何を伝えたいか考えてたんですけど、やっぱり“ありがとう”。この言葉に尽きます。これから、ドーム、その上の世界も目指すつもりなので、皆さんとたくさんの夢と幸せを共有して、一緒に成長していきたいです」(岡尾)

「僕はEXILEさんのライブを観てアーティストに憧れたので、皆さんは僕の夢を叶えてくれた存在です。デビュー半年でホールツアーができるのは当たり前じゃない。これからもっと夢を実現させるために、皆さんに笑顔や幸せを与えられる存在になっていきたいです」(百田)

「今日パフォーマンス中に皆さんの近くに行って、一人ひとりの笑顔を見て心から幸せな気持ちになりました。今ステージに立っていることも、一生の思い出になると思います。皆さんとまた歴史の1ページを刻めたことが嬉しいです」(難波)

「自信をなくすことや道に迷ったこともあったけど、皆さんが僕たちに何かを感じてくれて、応援しようって思ってくれたことに感謝したいです。色々な責任やプレッシャーも感じながらステージに立っていますが、やっぱり皆さんにはLove, Dream, Happinessを届けたい。どうか僕たちについてきてください」(山田)

「僕たちが掲げている“4年後に単独ドームツアーをする”という夢は簡単じゃないけど、皆さんと一緒にいると、叶えてやるぞという気持ちが日に日に増しています。皆さんの夢に対しても、僕たちが力になって一緒に人生を歩んでいけたらと思います」(中村)

 パフォーマンス中の洗練された姿とは打って変わって、少し緊張しながらも素直な気持ちを等身大の言葉で伝えた。そして本編ラストは、「Higher」。〈今感じてる/未来への期待〉〈未知だらけ けど1人じゃない〉。そんな歌詞にのせて、未来への決意を表明。この瞬間を共有するLIL LEAGUEとLIL Friendsの絆は、さらに強く結びついたことだろう。

 アンコールではプレゼントコーナーが用意され、抽選で当たった観客に直筆のメッセージを添えてサイン入りポスターを渡しながら、客席とコミュニケーションを交わしていった。そして再び「Rollah Coaster」の大合唱で客席と一体となると、最後は「Okay」で盛大に盛り上げ、初のホールツアー東京公演は終了。

 大きな愛に支えられながら、夢に向かって走り出したLIL LEAGUE。計り知れない成長の可能性を秘めている彼らなら、どんな無謀な夢も叶えられるのかもしれない。

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