新着MVランキング:Snow Man「オドロウゼ」MV解剖 遊び心とダンスの融合、荒伊玖磨監督が仕掛けた“楽しさ”

MV Chart Forcus

 毎週更新される「YouTube Music Charts」ウィークリー ミュージック ビデオ ランキングより、MVをはじめとした音楽関連の新着動画から上位10作品/楽曲を取り上げ、ランキング化&レビューしていく連載「MV  Chart  Focus」。2月13日〜2月19日のウィークリー新着のTOP10は以下の通り(※1)。

1位:Snow Man「オドロウゼ!」MV
2位:M!LK「爆裂愛してる」from『M!LK ARENA TOUR 2025-2026 "SMILE POP!"』
3位:Number_i「3XL」from『CDTVライブ!ライブ!』
4位:大森元貴「0.2mm」MV
5位:IVE「BLACKHOLE」MV
6位:Mr.Children「Saturday」MV
7位:SixTONES「一秒」from『SixTONES LIVE TOUR 2026「MILESixTONES」』
8位:Hearts2Hearts「RUDE!」MV
9位:XG「ROCK THE BOAT」MV
10位:「新世界 (SHINSEKAI) 」from『PRODUCE 101 JAPAN 新世界』

佐久間大介主演映画を彩る、9人のポジティブな勢いを凝縮したMVに

 今回取り上げるのは、Snow Manの「オドロウゼ」のMVだ。本作は、メンバーの佐久間大介が単独初主演を務める映画『スペシャルズ』の主題歌で、Snow Manとしては3曲目のデジタルシングルにあたる。M!LKの「イイじゃん」を手がけたKanata OkajimaとHayato Yamamotoのタッグが作詞作曲を担当した。ダンスがモチーフの映画の主題歌らしく、ファンク色の強いディスコサウンドをフィーチャーし、全体的にグルーヴィーでキャッチーな仕上がりに。〈明日はきっと Special〉〈リズムに乗って 笑ってようぜ〉と歌詞にもポジティブなメッセージが詰め込まれている。5枚目のアルバム『音故知新』以降、怒涛の新曲ラッシュが続いているSnow Manだが、今作にもグループとして円熟期を迎えつつある彼らの勢いがそのまま投影されているかのようだ。

Snow Man 'オドロウゼ!' Music Video

 そんな楽曲とあって、MVもダンスシーンが満載。レトロなテレビのスイッチをオンすると、まず現れるのが曲のタイトル。そこから場面は一転、ミラーボールが回るディスコフロアで、佐久間をセンターに据えてのパフォーマンスが始まる。映画『サタデー・ナイト・フィーバー』の名シーンを彷彿とさせる動きも盛り込まれた遊び心のあるダンスは、振付師のakaneによるものだ。その後は、Aメロ、Bメロと曲が展開していくごとに、メンバーを取り巻くシチュエーションが次々に変化。まるでテレビのチャンネルを変えるがごとく、綱引きに興じたり、わんこそばを食べてみたり、二人羽織に挑戦したりと、思わず笑ってしまうコミカルなシーンが続く。衣装も背景も小道具もカラフルでケレン味たっぷり。そして、サビではしっかり尺を取ってフォーメーションダンスを収録。引きのカットを多用したことで、ダンススキルにも定評のある彼らの持ち味を存分に堪能できる。

 MVの後半は、小道具を使って自由に遊んでみたり、メンバー同士でじゃれあったりとお祭り騒ぎはさらにヒートアップ。わちゃわちゃと楽しそうにはしゃぐ姿から、撮影を心底楽しんでいるのが伝わってくる。そんな自然体の表情が多いぶん、大サビ前のCメロで見せるラウールと目黒蓮、渡辺翔太と宮舘涼太らの不意打ちのキメカットは破壊力抜群。きちんとファンサービスも忘れない。

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