SixTONES、アンジュルム、KANA-BOON、川崎鷹也、THE BEAT GARDEN……6月14日リリースの新譜5作をレビュー
川崎鷹也『ぬくもり』
2021年にリリースされた『カレンダー』以来、約1年6カ月ぶりとなるフルアルバム。全9曲の中身は、俳優デビューを飾った映画『魔女の香水』の主題歌「オレンジ」やNetflixドラマ『君に届け』の主題歌「愛の歌」、さらには「君の為のキミノウタ」など既発曲3曲のリアレンジバージョンも収録。また、深夜の電話をテーマに恋人同士のつながりを歌う優しさに満ちたバラード「ぬくもり」や、自身の子どもへのあふれる愛情を壮大なシンフォニーにのせて歌い上げる「4.11」など新曲も聴きごたえ十分だ。ラストを飾る「This is 人生」はどんな人生も丸ごと愛そうというメッセージを込めた川崎流の応援歌。これまでも聴き手に寄り添い、生きる意味を肯定する歌を届けてきた川崎の、シンガーソングライターとしてのスタンスを色濃く反映した1曲となっている。(渡部)
THE BEAT GARDEN『Bell』
THE BEAT GARDENが4枚目のオリジナルアルバムをリリースする。前作『余光』から約2年ぶりとなる本作では、人気ドラマ『六本木クラス』の挿入歌に起用され、ブレイクのきっかけを作った「Start Over」をはじめ、2021年以降にリリースされた楽曲を網羅。加えて、まるで鼓動のように脈打つリズムにエモーショナルなボーカルを乗せた「心音」、橋口洋平(wacci)が楽曲提供したセンチメンタルなミディアムバラード「あかり」、爽やかでポップなダンスロックチューン「High Again」など新曲5曲を含む計9曲を収録する。デジタルなサウンドと生身のボーカルの融合という彼らの持ち味を活かした多彩な楽曲は、3人体制となり、ますます進化。スマートで都会的なのにどこか泥臭い、そんな等身大の彼らが感じられる意欲作に仕上がった。(渡部)
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