NiziU リレーインタビュー第9回:MAKO「秘められた可能性を信じたい」 5周年の先、“最高なNiziU”を更新し続けるために

NiziU リレーインタビュー第9回:MAKO

 2025年12月にデビュー5周年を迎えたNiziU。今年3月にはツアー『NiziU Live with U 2026 “NEW EvoNUtion”』を終え、4月1日には2nd EP『GOOD GIRL BUT NOT FOR YOU』をリリース。タイトル曲「Too Bad」は「受け身の“いい子”だった自分から一歩踏み出し、主体的に未来を切り開いていく姿を表現した」(※1)とある通り、これまでのNiziU像を一新するものになっている。そんなNiziUは、東京ドーム公演を含むドームツアー『NiziU Live with U 2026 “NiziU : THE CINEMA”』を開催中で、6月13・14日には約3年半ぶりに東京ドームのステージに立つ。

 そこでリアルサウンドでは、大きな転換期とさらなる飛躍のタイミングを迎えているNiziUメンバー全員にリレーインタビューを行い、『Nizi Project』や韓国デビューといったこれまでの道のりから、今後の展望に至るまでをメンバーに1人ずつ語ってもらった。最終回となる第9回は、MAKOが登場。(編集部)

NiziUのお母さんではなく“お母ちゃん”

NiziU
NiziU

――2025年12月2日で、デビューから5周年を迎えました。一番嬉しかった出来事と言われて、どんなことを思い浮かべますか?

MAKO:初めてのツアー『NiziU Live with U 2022 “Light it Up”』の初日のステージが今でも忘れられないです。私たちにとってファンの皆さんがいたんだということを目の当たりにして、全身からパワーがみなぎりました。その時はコロナ禍でしたので、WithU(NiziUファンの呼称)の掛け声が聞けなかったんですけど、徐々に生の声が聞けるようになった時は嬉しかったです。

 あとは、ZOZOマリンスタジアムでのライブ(『NiziU Live with U 2023 “COCO!nut Fes.” -Stadium Special-』)で花火が打ち上がった時の光景は、メンバー同士で顔を見合ったくらいに、今でも忘れられないですね。ZOZOマリンスタジアムは『SUPERSONIC 2021』で初めて皆さんの前でステージに立った特別な場所です。緊張のステージが終わって、みんなで号泣した思い出とか、その後の単独公演ではいろんな光景が蘇ってきました。もう一度野外のスタジアムでファンの方と作り上げるコンサートをやりたいというのは、メンバーみんなが思っていることです。

――『Nizi Project』を思い返してみて、特に思い出深いことは何ですか?

MAKO:『Nizi Project』はみんながライバル同士ではありましたが、一人だけがつらいということはなく、みんなが同じつらさだったからこそ、励まし合いながら乗り越えられた期間でした。メンバーみんなでキンパを作ったり、どこかへお出かけをしたり、宿舎の中を飾り付けをしたり、そういった些細なことが今でも思い出に残っています。今振り返ると変な動画もたくさんあるような、楽しい思い出ですね。

NiziU MAKO
MAKO

――MAKOさんは「NiziUの〇〇係」って聞かれると、何が当てはまると思いますか?

MAKO:NiziUのお母ちゃん係(笑)。“お母さん”だと、私の中では料理上手なMAYAが心の拠り所のようなイメージがありますけど、私は“お母ちゃん”です。正直メンバーに助けられてる部分が多いのですが、「MAKOちゃんがいるからこそ安心できる」という声もたまにメンバーから聞いたりするので、引っ張るよりは、後ろから見守る感じですかね。お母ちゃんだとみんなが支えながらも親しみやすく突っ込んでくれるような……メンバーが突っ込んでくれるからこそ成り立っているところはあるので(笑)。リーダーなので、みんなの意見をしっかり聞いて納得いくものをNiziUとして作り上げたいという思いはあるので、一歩後ろにいる“お母ちゃん”みたいな感じです。

メンバーと再確認する「やっぱりNiziUって最高だね」

――NiziUの中で一番自分を象徴していると思う曲は何ですか?

MAKO:「I AM」と「Make you happy」です。「I AM」は〈Goin’on & on どんな時も 変わらない be me このままで〉〈自分らしく Ready to take it on〉のような、“私は私”という歌詞が心に響いています。練習生の時はひたすらレッスンの日々で、淡々とこなしていく感じでした。そこからメンバーと出会って楽しい、悲しい、幸せという感情が湧いて、自然とこれが自分なんだと見つけられるようになって、「I AM」は私にとっても大切な曲です。「Make you happy」は、ファンの方から「MAKOちゃんの笑顔を見たら元気になれる」と言っていただけますし、改めていい曲だなと思います。

NiziU「I AM」 2nd Anniversary Special ver.
NiziU 『Make you happy』 M/V

――「Make you happy」はプレデビュー曲ですが、今も大切な曲なんですね。

MAKO:そうですね。5周年を迎えるまでにも「Love & Like」だったり、いろんな曲があったんですけど、回り回ってやっぱり私は「Make you happy」かなというのを、最近改めて感じます。

――この5年間で、メンバーとのやりとりで特に思い出深いことは何でしょう?

MAKO:私たちが集まると「やっぱりNiziUって最高だね」という言葉が話し合いの最後には絶対に出てくるんですよ。どんな場面でもみんながそう思っているのが素敵だと思いますし、メンバーの誕生日にはみんなでプレゼントを用意して、夜中まで祝ったりするのを5年経った今でもやっているので、そういう面では素敵な縁に巡り合えたなと。ツアー中もほかのメンバーが大変な時はお互いに支え合ったりして、言葉を発さずとも「今こんな感じなんだ」っていうのをテレパシーで察知し合っています。

 年末になると“お笑い集”をMAYAが担当して作ってくれるんです。1年を通してメンバーのミスしたシーンだったり、プライベートでメンバーがへんてこなダンスを踊ったりとか、日常の面白いシーンを集めた動画で、5分から10分くらいの尺で編集して作ってくれるんです。5年間で大変なこともあったんですけど、振り返った時に素敵な思い出がたくさんあるなというのを感じますね。

NiziU MAKO

――NiziUは2023年10月に韓国デビューを果たしました。

MAKO:韓国人メンバーがいない状況でのデビューで、韓国の方に私たちのパフォーマンスが響くのかという不安がありました。その中でも私とRIMAとMIIHIはJYPの練習生だったからこそ、先陣を切って引っ張っていかなきゃというプレッシャーもありましたし。でも、今まで積み上げてきた私たちの経験を活かしながらパフォーマンスして、韓国まで応援に来てくれたWithUの方だったり、現地のWithUの方もいらっしゃって、日本と韓国の架け橋になれたんだと実感できました。『SHOW CHAMPION』で1位になったことは日本でも大きく取り上げてくださって、そういった面では私たちにとっても世界の扉が開いた大きな一歩でした。韓国のWithUの方とも触れ合うことで、もっと頑張ろうという糧になっています。

――『ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック』フィギュアスケートの女子シングルで、銅メダルを獲得した中井亜美選手がNiziUのファンだということが話題になっています。20代の皆さんよりさらに若い世代に対して、どのような影響を与えたいと考えていますか?

MAKO:ファンだということを知って、嬉しかったです! WithUの中からオリンピック選手が出たこともそうですし、中井さんもNiziUの曲を聴いて練習に励んでいてくれたり、私たちの姿を見て頑張ってくださったことが感じられて、アーティストになれてよかったと感じます。私たちももっと上を目指そうって目標が高まっていくので、これからも憧れられる存在になりたいと思います。

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