『Bim Bim Bump!』インタビュー
アルスマグナ、新体制で輝くメンバーの個性 「どこを見てもエンタメがあるのは11人になった強み」

「センターで歌いたい」(宇迦野)

ーー続いて、奏さんから見たリンネさん。
泉:たぶん6人の中で野心が一番強いんじゃないかな、実は。それを出そうとして出せないのか、ただ出そうとしていないのか、いずれにしてもまだ見えない。アルスマグナのことを昔からよく見ていて知っている中で、自分が想うところもある中で、いざアルスマグナになって活動していくことに対して、きっとすごく難しさを感じていると思うんですけど、そこでどうしていいかわからなくて迷っている時期なのかなって。野心はあるのに、その出し方が分からない。なので、メイトの皆さんの中でも最も未知だと思うんですよ。キャラクターも性格もわかってきたけど、実際に宇迦野リンネという人間がアルスマグナでどういうことをしていくのかはまだ未知っていう。
宇迦野:パフォーマンスのパワーをものすごく感じるグループに、こんな僕みたいな、消極的というか、あんまり人と馴染めないような人間が入るのはどうなんだろうと思っていたので、いまだに「自分を出しすぎたらアルスマグナを汚すんじゃないか」っていう想いが強くて、なかなか上手く自分を表現できない。
ーーもともとファンとして好きなグループだったからこその葛藤なんでしょうね。でも、せっかくの機会なので、その胸に秘めた野心を聞かせてもらえませんか?
宇迦野:…………センターで歌いたい。
一同:うおぉー!
宇迦野:なので、いつもアキラ先輩の背中を見ながら踊っています。
「泉くんの引き出しの多さを欲していきたい」(東郷)

ーー続いて、アキラさんから見たスバルさん。
神生:5人と6人で分けて考えているわけではないですけど、泉がやってきたことを一番よくできているのはスバルなのかなって。コーディネイターじゃないですけど、例えば、宇迦野リンネが「こんなことをやりたい」と言ったときにその通訳をできるタイプ。九瓏ノ主学園の委員会にも入っていますし、委員長としての血が騒ぐんでしょうね。例えば、6人が全員黙っちゃった瞬間、一番最初に手を挙げて喋り出そうとするのはスバルだから、たぶんそういう役回りが向いているんじゃないかなってすごく思うんですけど……鼻に付くところもあって。「僕は泉寄りで」みたいな空気がたまにイライラする。
東郷:言ってはないんですけどね、そんなことは(笑)。ただ、先日も練習している中で、泉くんが「こうしてみたら」みたいな感じで相談に乗ってくれたんですよ。すごく引き出しが多いというか、知識量が半端ないので、だからこそどんな状況に対しても、いかようにも立ち振る舞えるのかなって。そこは自分も欲していきたい部分ではあります。
神生:ちょっと体育会系の部分もあって。例えば6人で踊っているときも、どこかで冷静に他の5人を見ているんですけど、「ここは俺だ」と思ったらどんなときでも一生懸命やるんですよ。
東郷:ありがとうございます。
神生:そこもなんか泉と似ててイヤだなって。
一同:(笑)。
ーー続いて、奏さんから見たダイチさん。
津田:おぉー、楽しみだな。
泉:……特にない。
津田:えぇー!
一同:ははははは。
神生:たしかに、俺も津田ダイチはよくわかんないわ。
津田:じゃあ、たぶん、常日頃から津田ダイチというモノが全面に出過ぎていて「いまさら言葉で語ることでも」みたいな感じなんでしょうね。津田ダイチは津田ダイチというブランドがすでに確立されているから「特にない」っていう。デカ過ぎて見えてない、みたいな。
泉:今、俺の顔見れます?
津田:…………。
泉:本当のことを言うと、6人の中で一番の小心者なのかもしれません。
一同:(笑)。
泉:でも、だからこそ頑張れるだろうし、だからこそ思っていることを何でも言葉にする。それって5人時代のアルスマグナになかった要素なんですよ。俺たちだったら思っているだけで言わなかったようなことも言葉にするんで、それはメイトの皆さんからしたら有り難いかもしれないし、逆に「そこまで言うなよ」と思っている人もいるかもしれないですけど、どこかそこはホッとする部分なのかなって思いますね。例えば、僕ら5人は自分が頑張らなきゃいけないことをわざわざ「頑張ります!」と言うタイプじゃないんですよ。それを言葉にする人が現れた。もしかしたらアキラにとっては「面倒くさい」の対象になるかもしれないんですが、やっぱり言う人を考えないと……。
神生:あはははは。時と相手を選ばないとね(笑)。
泉:それでたまに本番中にピリピリしたりするので(笑)、そういう人のタイミングとかを見れるようになったときに、もっと津田ダイチは大きくなれるのかなって思います。
津田:たしかに。
ーーそんな新メンバーたちの魅力も詰まった新作『Bim Bim Bump!』。タケルさんはどんな作品に仕上がったなと感じていますか?
小日向:もうノリノリな感じですよね。えへへ!
東郷:今、振られると思ってなかったでしょ(笑)。
泉:今こそちゃんとホームラン打たないと。
神生:今のは、完全に三振(笑)。
小日向:もう(笑)。みんなで楽しみたいなと思っていまして。前作『My Little HERO』とはまた違う、みんなで振りとかをやるような……会場が一体となれる曲かなと思ってますけどねぇー。すいません、凡打!
泉:いや、ゲッツーですよ。
小日向:あと、11人で見せるところもあるんですけど、ダブルボーカルだからこそなのかわかんないですけど、上手(かみて)と下手(しもて)のブロックに分かれた構成なんかもあったりして、そういうのも僕は見ていて楽しいかなと思います。
泉:スリーアウト、チェンジです。
神生:高校野球だったら監督に呼び出されてるよ?
一同:はははは。
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<締切:5月12日(水)>
■リリース情報
アルスマグナ『Bim Bim Bump!』
4月21日(水)リリース
【初回限定盤A(DVD+SPECIAL PHOTOBOOK)】
¥2,090税込
<DVD>
・Bim Bim Bump! MUSIC VIDEO(STAGE MIX Ver.)
・Bim Bim Bump! MUSIC VIDEO(カラースーツ Ver.)
・SOLO FREE DANCE(ケント/朴/リク/ダイチ/スバル)
<封入特典>
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【初回限定盤B(DVD+CD)】
¥2,090税込
<DVD>
・Bim Bim Bump! MUSIC VIDEO(STAGE MIX Ver.)
・Bim Bim Bump! MUSIC VIDEO(戦闘服 Ver.)
・SOLO FREE DANCE(アキラ/泉/タツキ/タケル/リンネ/ミコト)
<CD>
・Bim Bim Bump!
・Bim Bim Bump! Inst.
【通常盤(DVD)】
¥1,100税込
<DVD>
・Bim Bim Bump! MUSIC VIDEO