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2.5次元コスプレダンスユニット アルスマグナの人気の秘密を考える

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 由緒正しき全寮制の共学高校「私立九瓏ノ主(クロノス)学園」を舞台に活動する、2.5次元コスプレダンスユニットのアルスマグナが、今アツい。動画サイトの“踊ってみた”で一躍有名になり、ボーカロイド曲の「ギガンティックO.T.N」に合わせて踊った動画は、100万再生を突破。「2.5次元アイドル」という地位を確立した。そんなアルスマグナは、神生アキラ・泉奏・朴ウィト・榊原タツキ・九瓏ケント・コンスタンティンという、九瓏ノ主学園の1〜3年生、化学教諭、ぬいぐるみの5人と1匹で構成されているグループだ。2015年2月18日に1stシングル『ミクロ乃ハナ』とヒストリーアルバム『アルスマグナ In The Box』でメジャーデビューを果たした、彼らの活躍は目覚ましい。これまで4枚のシングルを発表しているが、全て音楽番組やアニメのテーマソングとしてタイアップを獲得している。また、2016年1月3日には『ARSMAGNA Special Live 私立九瓏ノ主学園『迎春際』』を開催。メジャーデビューから1年足らずで日本武道館でのライブを実現し、約7000人のファンを熱狂させた。今秋にはアルスマグナ主演の映画も公開予定とのこと。踊り手ファンを中心に、人気を集めるアルスマグナ。今回は、彼らの人気の秘密を考えてみたいと思う。

 アルスマグナの人気の要因は、いくつか考えられる。まず、コスプレとよく練られた世界観だ。「コスプレイヤーはタレントとして売れない」という説があるが、これは扮するキャラクターありきになってしまうため、メディアに露出した際にキャラクター以上のものが発揮できないからである。しかし、彼らの場合は設定がオリジナルであるため、コスプレ自体が武器となっているのだ。さらに、メンバー一人ひとりのキャラクターも、ターゲット層と考えられるサブカル好きの若い女性の好みを把握した上で考えられている。「やんちゃキャラ」「クールキャラ」「韓流ハーフキャラ」「甘えん坊キャラ」「白衣を着た先生キャラ」…、これらは乙女ゲームキャラの定番とも共通するキャラクタライズだ。

 この世界観も然ることながら、彼らはさらに人気の要因となる強みを持っている。まずは、パフォーマンス力。特に、アルスマグナがブレイクしたきっかけとなったダンスは、一見の価値ありだ。5人全員が高いダンススキルを持っており、シンクロ率の高さは尋常ではない。細かくダイナミックな振りが多いのも特徴で、それを一糸乱れず披露することで、かなりのインパクトを生み出している。メンバーのソロ曲では、残りのメンバーがバックダンスをすることもあるのだが、全員が一定レベル以上のダンススキルを持っているため、5人でのパフォーマンスと比べても迫力が減ることがないのだ。こうして本格的なダンスを披露すると共に、「2.5次元アイドル」らしく各々の個性を活かした甘い言葉を囁くというパフォーマンスも定番になりつつある。

      

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