A応P、ラップナンバー「せっけんWOW!」で幅広い世代へと伝える“手洗い・うがい”の重要性

A応P、ラップナンバー「せっけんWOW!」で幅広い世代へと伝える“手洗い・うがい”の重要性

 A応Pがシングル『FREEDOMでムダに無敵!!』を3月18日にリリースした。

 本シングルの表題曲は3月まで放送されていたテレビアニメ『ぼくのとなりに暗黒破壊神がいます。』のエンディングテーマ。それだけに大きな注目を集めていたが、今回リアルサウンドではそのカップリング曲にフォーカス。このシングルのカップリングには、『きんだーてれび』(テレビ東京系)のエンディングテーマにして、手洗い・うがいの重要性を啓発するラップナンバー「せっけんWOW!」が収録されている。

 まったくの偶然とはいえ、新型コロナウイルスが各界に深刻な影響を及ぼしている今、楽曲を通して手洗い・うがいの励行を勧めるA応Pの旭優奈、小嶋凛、工藤ひなき、巴奎依、春咲暖、星希成奏に同曲の話題はもちろん、今だから知っておきたい健康法など、幅広い話を聞いた。(成松哲)

左から、旭優奈、小嶋凛、巴奎依、春咲暖、星希成奏、工藤ひなき

ハードコアアニメファンとガチなヒップホップの結節点

旭優奈

ーー新型コロナウイルスやら花粉症やらと、いろいろと大変なご時世です。 

星希成奏(以下、星希):花粉症のメンバーはちらほらいるんですけど、一応みんな元気です!

ーーなにか健康のために対策はしていますか?

旭優奈(以下、旭):基本的にマスクはしています。私、マスクが苦手なので普段はしてなくて、でもさすがに今はちゃんとしなきゃな、と思っています。

小嶋凛(以下、小嶋):私もマスクをするくらいかなあ。

星希:私も。

小嶋凛

春咲暖(以下、春咲):私はあとアルコール消毒の機会を増やしました。自宅の玄関先に1つ置いておいて出かけるときと帰ったときは欠かさず手を洗ったり、お店やお仕事の現場に入るときも必ず使うようにしています。

工藤ひなき(以下、工藤):工藤家では消毒スプレーが配布されました。

ーー巴さんは?

巴奎依(以下、巴):もともとちょっと潔癖が入っていて普段から1日15回くらい手洗いをしているんですけど、最近はそれを20回に増やしました(笑)。

ーーそしてA応Pは3月18日に図らずも時機を得た楽曲を発表しています。

一同:はい。

【MV】A応P「せっけんWOW!」FULL Ver.(テレビ東京系『きんだーてれび』水曜日 番組EDテーマ)

ーーシングル『FREEDOMでムダに無敵!!』のカップリング曲が手洗い・うがいの大切さと石鹸の使い方をちびっ子に伝える「せっけんWOW!」ですもんね。ただこの曲を初めて聴いたときにビックリしたんですよ。

工藤ひなき

巴:かなり本格的なラップ曲ですからね。

ーーはい。昨年末に「A応Pが新曲で初めてラップに挑戦」というニュースが出たときにはJ-POPっぽいメロディに乗せてちょっとしたラップをやるのかなと思っていたら、パワフルな8ビートとハードロックギターに乗せてフロウする80年代っぽい正統派のラップだったので驚きました。

巴:A応Pはセリフ調の曲が多いので、私たちも最初はその延長線上にある曲だと思っていました。実際は全然違うものだったのでビックリしたんですけど、その正統派ラップをA応Pがどう料理するか、その意味を見出す作業は面白そうだな、と思っていました。

ーーで、みなさんはグループ名からして「アニメ”勝手に”応援プロジェクト」。大のアニメファンですよね。これは古い考え方なのかもしれないんですけどガチ感のあるヒップホップとアニメファンって実は相容れないんじゃないか、なんて気もするんですけど……。

星希:でもアニメオタクだからこそ、というか、今、アニメ・ゲーム界隈でラップって流行ってるんですよ。

巴奎依

ーーたしかに『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』(以下『ヒプマイ』)なんかがそうですよね。

旭:だからA応P内でもラップが大流行していて。『ヒプマイ』関連の曲を聴いたり、楽屋で一緒に歌ったり、ラップバトルをしてたりするんです。

ーーバトルしてるんですか?

旭:それぞれ推しディビジョン(区画)が違うのでバトってます(笑)。

春咲:私はそこまで詳しくなかったんですけど、ちょっとだけかじって知った「あーい?」っていう掛け声をマネすると、みんないきなりバトルを始めるんですよ。それがすごくいいな、と思ってます(笑)。

ーー『ヒプマイ』はトラックメーカーも作詞するラッパーもいわゆる“ホンモノ”の人たちだけに、ハマれば自ずとかなりガチなヒップホップラヴァーになれる、と。

巴:あと私は逆というか、もともと日本語ラップが好きだったんです。DAOKOさんを聴いたり、『フリースタイルダンジョン』も好きで観ていて。Creepy NutsやDOTAMAさんの曲を聴いていたあとに『ヒプマイ』を知って「こんなことになってるのか!」って衝撃を受けました。

春咲暖

ーー『フリースタイルダンジョン』のモンスターの中でもR-指定やDOTAMAにハマるあたり、まさにA応P、巴さんって感じですね。漢 a.k.a. GAMIやT-PABLOWみたいなGAMIやT-PABLOWみたいなイカツイラッパーにはハマれない感じが(笑)。

巴:つい文化系にいっちゃうんですよね(笑)。

ーーと、みなさんヒップホップに不案内だったわけではなかった。ではレコーディングもスムーズでした?

巴:いや、ヒップホップが好きなんですけど、別に上手いわけではなくて……。

工藤:いや、いつものレコーディングと変わらなかったんじゃないかな? ラップだからってガチガチになることもなく、いつもどおりディレクターさんたちに笑われながらレコーディングできました(笑)。

星希:いやいやいや、誰も笑ってないから! 私は工藤のあとにレコーディングしたんですけど、ちゃんと子ども向けのラップになってましたもん。私自身、ラップだからってカッコよく歌いすぎてもな、という思いがあったんです。子どもの気持ちになってラップするにはどうすればいいんだろう? って思ってたんですけど、工藤がちゃんとそういうラップをやっていたので、それにならうようにしました。

星希成奏

春咲:私もわりとノリノリな感じでレコーディングできたかなあ。4thツアー(2019〜2020年の『A応P 4th LIVE TOUR 2019-2020 LOOK at ME!!!』)のときにOVERWHELMっていうグループ内ユニットを組んで歌ったんですけど、その曲の中にちょっとラップがあって、それを歌ったときに韻を踏む楽しさとかリズムに言葉を乗せる楽しさに気付けたので、今回もやっぱり楽しかったです。

ーー一方、ラップ大変だった組は?

巴:いや、ホントに難しかったんですよ。いつも私はA応Pの楽曲ではニュアンスを付けたり、セリフを担当したりすることが多かったし、ラップは苦手かもしれないけど、曲に色を付けるのは得意だと思ってたんです。だから今回なら〈せっけん〉みたいなコール&レスポンスのレスポンスの部分のレコーディングでがんばってみたんですけど、それもひとつも使われず……。まあ大変でした(笑)。

小嶋:私もラップ独特の言い回しとかアクセントの付け方とかリズムの作り方が難しかったですね。

ーー旭さんは?

旭:私は星希の逆というか、子ども向けだったのがちょっと大変でした。曲自体はかなりマジメなヒップホップなんだけど、楽しくて明るい曲の多いA応Pが歌う上に、子ども向けの楽曲でもあるからトーンを明るくしなきゃいけなくて。そこでちょっと悩みました。

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