小西康陽の記事一覧

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日本がワールド・ワイドに誇るポップ・マエストロ、小西康陽。85年にピチカート・ファイヴでデビュー(デビュー時のプロデュースは細野晴臣御大)し、作詞/作曲/アレンジ/プロデュース/ベースを担当。「スウィート・ソウル・レビュー」「東京は夜の七時」「ベイビィ・ポータブル・ロック」といったヒット曲にも顕著なように、都会的でモダン、かつシネマティックな世界観を誇る。94年にはアルバム『Made in USA』で海外デビューを果たし、以降ワールド・ツアーも幾度も敢行。また、ピチカート活動時からソロ・ワークも盛んで、コンポーザー/DJ/リミキサー/プロデューサーとして活躍。ゲンズブールと女優たちの作品を彷彿させる夏木マリとのコラボレイトや、日本全国を「おっはー」ブームに巻き込んだ慎吾ママへの楽曲提供など、そのフレキシブルな感性にも大きく魅了されるところ。映画への造詣もおそろしいほど深く、ミケランジェロ・アントニオーニ監督『欲望』、モッド・カルチャー全開の『THE KNACK』、市川昆監督『黒い十人の女』をリヴァイバル・ヒットさせ、若い世代にも60'sの妙味を広く知らしめた功績は大きい。小西康陽は、服部良一/浜口庫之助/いずみたく/筒美京平/細野晴臣/大滝詠一……といった洋楽ポップスを"和"の美意識と融合させ、良質な作品を輩出するクリエイターの系譜に立っているといっていいだろう。——「偉大な先達の末端にぶらさがる作曲家としては活動していくでしょう。でもバンドの一員はもう終わり。フリーターをやっていた時の気分に戻っています」とはピチカート活動休止後の本人の弁。

香取慎吾、2ndアルバムをリリース

香取慎吾、2ndアルバム『東京SNG』リリース 劇団ひとり、小西康陽、田島貴男、ヒグチアイ、向井秀徳らが参加

香取慎吾が、2ndアルバム『東京SNG』を4月13日にリリースする。  今作のコンセプトは、“タキシードが似合うジャズ”。楽曲…

三者三様の視点で振り返るピチカート・ファイヴ

小西康陽、野宮真貴、高浪慶太郎視点で巡るピチカート・ファイヴの音楽体験 時代の空気を吸い込んだ唯一無二のポップワールド

渋谷系を代表するグループ、ピチカート・ファイヴの周辺がにわかに騒がしくなり始めている。今年から突如“配信向けのピチカート・ファイ…

小西康陽と日テレPが語り合う“理想的な劇伴”

小西康陽と日テレ次屋Pが語る、ドラマと劇伴の“理想的な関係”「ようやく匿名的なものが作れる」

小西康陽が日本テレビのドラマ7作品のために書き下ろした劇伴音楽のベスト・アルバム、その名も『なぜ小西康陽のドラマBGMはテレビの…