11月21日は「世界テレビ・デー」 とんねるず、井上陽水、ピンク・レディー……“テレビ”モチーフが楽曲に映す時代性
11月21日は「世界テレビ・デー」である。この記念日は制定された1996年当時の日本といえばCDの売り上げも全盛期、テレビドラマ…
アイドルが最もアイドルらしかった、そんな時代を象徴するような2人組。
74年に結成されたクッキーというデュオが母体になっており、デビューのキッカケは『スター誕生』だった。76年に出したデビュー・シングル「ペッパー警部」が日本歌謡大賞 放送音楽・新人大賞、日本レコード大賞・新人賞などを受賞。続く「S・O・S」の大ヒットを機に、加速度的なスピードでトップ・アイドルへの道を猛進しはじめ、1年のうちに「カルメン'77」「渚のシンドバッド」「ウォンテッド」「UFO」、そしてアルバムなどを立て続けにリリースし、そのいずれもがチャートのNo.1を獲得。女の子たちの間では"ピンク・レディーを踊りながら唄えない子はいない"というぐらい、その振り付けと歌がセットで日本全国のお茶の間に浸透していった。
78年にも「サウスポー」や「モンスター」などのヒットを引き続き飛ばすかたわら、ラスベガスでの初の海外公演を皮切りに海外進出にも挑戦。球場コンサートや作品リリースなど日本での活動を続行しながら、79年には英語盤「Kiss In The Dark」を世界40数ヵ国で同時発売した。
しかしTV番組出演のためアメリカに長期滞在し、そのスケジュールを終えて帰国した80年、望まれるがままに、凄まじいまでの過密スケジュールをこなしてきたアイドル生活にピリオドを打つべく、2人は解散を発表。81年に最後のシングル「OH!」をリリースし、同年3月に後楽園球場でのコンサートで、その怒濤の歴史に幕を下ろした。
03年には、2年間限定での再結成を果たしている。
11月21日は「世界テレビ・デー」である。この記念日は制定された1996年当時の日本といえばCDの売り上げも全盛期、テレビドラマ…
ピンク・レディーが、DVD6枚組BOX『Pink Lady Chronicle TBS Special Edition』を4月1…