『おむすび』歩と孝雄の関係性は仲里依紗&緒形直人とも重なる? ギャルピースに感じた距離感

『おむすび』仲里依紗&緒形直人の距離感

 『おむすび』(NHK総合)第17週「Restart」は、その週タイトルが示す通りに、様々な人物の再出発を描いている。それは、さくら通り商店街の人々から、ハギャレンの現在まで。物語の主軸となっているのは、スピンオフ週にあたる第16週と第17週の主人公・歩(仲里依紗)、そして孝雄(緒形直人)である。

 歩はアキピー(渡辺直美)との再会、“トレンチコートの女”ことひみこ(池畑慎之介)に言われた「アユ、人生は一瞬やで。やりたいこと、今すぐやっとかんと、死ぬ時に後悔するで」というアドバイスを受け、おしゃれを通じて人々を元気にすることを決心した。

 孝雄は真紀との思い出を胸に東京で靴職人として生きていくことを決めた。東京のシューズブランドからコラボレーションの誘いがきていたことも、靴職人としての自信に繋がったのかもしれない。

 真紀の墓前で手を合わせる、歩と孝雄。上京することに胸を躍らせる孝雄に、歩は「ギャルの力で日本を元気にする。そして、キングオブギャルを目指す」と宣言する。ちなみに、「キングオブギャル」というフレーズは、2024年9月に開かれた『おむすび』の初週完成会見で、仲里依紗が橋本環奈のギャル姿を表現した時の言葉だ。

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