『ONE PIECE』TVアニメ版が怒涛の展開に突入! 最新話の状況を解説【ネタバレなし】

『ONE PIECE』最新話の状況を解説

 TVアニメ『ONE PIECE』が怒濤の展開になるという。ふだんから驚天動地の展開で驚かせ、面白がらせてくれているアニメだが、9月8日から10月13日までの放送は「【世界を揺るがす大事件。】9/8~10/13のTVアニメONEPIECEは怒涛の展開!」と公式SNSが喧伝するほど、目の離せないエピソードが次々に繰り出されてくる見込み。いったい何が起こるのか?

 サボが生きていた! 『ONE PIECE』シリーズを引っ張る主人公のモンキー・D・ルフィ、その兄で"火拳のエース"ことポートガス・D・エースとは義兄弟のサボが、8月18日放送のTVアニメ1116話「取りに行こうぜ!バギーの大宣言」の中で久々に姿を見せてファンを驚かせ、喜ばせた。

 入野自由が声を担当していたことも驚きの理由のひとつだったが、それ以上に2023年12月18日放送の第1088話「“ルフィの夢”」 で、反乱軍を率いるドラゴンに通信をしていた最中、ルルシア王国が見舞われた巨大な爆発の中で通信が途絶し、行方が知れなくなっていたことが、サボ再登場の驚きにつながった。

 サボが通信で伝えようとしていたのは、「パンゲア城の“虚”の玉座には――『世界の王』などいない筈のあの“玉座”には……」という意味深な言葉だった。世界の秘密に触れたことで、消されたような印象を漂わせたその言葉の意味が、反乱軍の拠点があるカマバッカ王国に帰還したサボの口からいよいよ語られるのか?

 そういった期待を持たせた第1117話「サボの帰還 語られる衝撃の真実!」から続くのが、9月8日放送の第1118話「聖地騒然!サイとレオ渾身の一撃!」となる。中身を気にしないでいる方が無理というものだ。

 その第1118話には、公式SNSで「コブラと五老星の対話 その先に待つ衝撃の展開とは!?」というキャッチが付けられている。コブラとはルフィが娘で王女のネフェルタリ・ビビともども、バロックワークスの魔手から救ったアラバスタ王国の国王。4年に1度、聖地マリージョアで開催される世界会議(レヴェリー)にビビも連れて参加していたが、そこでサボによって殺害されたというニュースが報じられていた。

 これについては、サボがドラゴンとの通信で自分ではないことを訴えていたが、だったらいったい誰がコブラ王を殺害したのかが疑問として残った。その真実がいよいよサボの口から明かされる。それは、「コブラと五老星との対話」から始まって、世界が誰によって統治されているのかを改めて示し、五老星と呼ばれる世界貴族の老人たちこそが最高権力者であるといった認識に影響を及ぼすものだ。

 だからこそコブラ王やサボの身に大変な出来事が起こり、暗殺の被害者と加害者になったという報道が行われた。けれども真実は違っていた。それを暴こうとすると、国が滅びるくらいの真実がこれからの展開で明らかにされる。公式SNSが「怒涛の展開の連続!!」と叫びたくなる意味も分かるだろう。

 なおかつ、ここで「連続‼」と言っていることにも注目だ。コブラ王がどのような運命をたどり、『世界の王』などいない筈の“玉座”にいったい何があるのかが明かされていく。すでに原作では描かれていることだが、TVアニメで初めて展開を知る人は、きっと恐ろしいものを見るはずだ。

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