『ONE PIECE』S2はゾロ&サンジの活躍に期待? 実写化が待ち遠しい名シーンの数々

『ONE PIECE』S2、名シーンをどう再現?

 2023年8月に配信がスタートし、世界的に大ヒットを記録したNetflixの実写ドラマシリーズ『ONE PIECE』。その続編となるシーズン2の撮影が始まったことが明らかになり、“麦わらの一味”が再結集する動画や追加キャストの情報などが次々と公開されている。

 そこで今回は、シーズン2で実写化されることが楽しみなシーンを、原作ファンの目線から取り上げていきたい。

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 まずシーズン1について振り返っておくと、「東の海(イーストブルー)編」の主要エピソードをつなぎ合わせる形でプロットが構成されていた。ルフィがゾロとナミ、ウソップ、サンジを仲間にしていき、最後はゴーイングメリー号の甲板で進水式を行い、偉大なる航路(グランドライン)に向かうところで終幕となっている。

 そうなると続くシーズン2は、「アラバスタ編」がメインになる可能性が高いだろう。原作でいうと、巨大なクジラ・ラブーンとの出会いに始まり、ウイスキーピーク、リトルガーデン、ドラム島、アラバスタ王国での冒険を描いた章だ。

 そこで何より期待したいシーンといえば、やはりゾロの“100人斬り”ではないだろうか。ルフィたちはウイスキーピークに到着した際、町の住人総出で歓迎を受けるのだが、実はそれは秘密犯罪結社「バロックワークス」の罠。仲間たちが酔いつぶれて眠ってしまうなか、ゾロはたった1人で100人の賞金稼ぎたちを相手に大立ち回りを繰り広げていく……という流れだ。

 「麦わらの一味」のナンバー2であるゾロの強さが遺憾なく発揮された話で、スタイリッシュに敵を斬り伏せていく様子は実写でも“映える”こと間違いなしだろう。

 とくに実写版のゾロは新田真剣佑が演じているが、実写映画『るろうに剣心 最終章 The Final』の雪代縁役などでも見せていたように、身体能力の高さに定評がある役者なので、迫真のアクションを期待できそうだ。

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 またアラバスタ王国での戦いでは、サンジに大きな見せ場が存在する。ルフィたちがクロコダイルを倒すためにカジノ「レインディナーズ」に突入し、海楼石で作られた檻に閉じ込められてしまった際のこと。全員そのまま水に沈められそうになる中、突如クロコダイルの電伝虫に謎の人物から通信が入る。「Mr.プリンス」と名乗るその人物の正体はサンジで、言葉巧みに一芝居を打つのだった。

 そして檻の前に到着したMr.プリンスことサンジは、狂暴なバナナワニを華麗に仕留めると、絶体絶命に陥っていた仲間たちを救うことに成功する。サンジは単純な戦闘能力だけでなく、知略にも長けているのが特徴だが、その有能っぷりが最大限発揮された名シーンだ。

 実写版サンジを演じるタズ・スカイラーは、知性と品性を感じさせる原作通りのルックスと評判を呼んでいる。知的な眼鏡をかけたMr.プリンスの姿もさぞかし似合うことだろう。

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