『SLAM DUNK』がもし実写化したら? キャスティング候補を勝手に妄想してみた
三井寿
『SLAM DUNK』のストーリーにおいて、欠かすことができないキャラクターといえば三井寿。中学時代には将来有望なプレイヤーだったが、怪我の影響で不良になってしまい、そこからドラマチックな展開を経て更生を果たす……。不屈の闘志で挫折から立ち上がる男を演じる役者には、“ハートの熱さ”が求められそうだ。
そこでキャスティング候補に挙げたいのが、実力と人気を兼ね備えた俳優・中川大志だ。2022年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では畠山重忠役として、その壮絶な生き様を迫真の演技によって表現し、高く評価されたことが記憶に新しい。また映画『坂道のアポロン』の川渕千太郎役として、不良高校生を演じたこともあり、三井のエピソードを再現するのにふさわしい役者だと感じられる。
赤木剛憲
そして湘北高校バスケ部のキャプテン・赤木剛憲は、身長約2メートルというずば抜けた体格を活かし、チームの大黒柱として活躍したキャラクター。その体格と迫力を上手く表現できる役者は限られるだろうが、高身長俳優・東啓介が適役かもしれない。
東は舞台『刀剣乱舞』シリーズの燭台切光忠役や、ドラマ『闇金ウシジマくん外伝 闇金サイハラさん』(MBS/TBS)の肉蝮役などのキャリアをもち、2024年1月から放送された『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』(東海テレビ・フジテレビ系)の砂川円役でも注目を浴びた。その身長は190cmとのことなので、可能なかぎり原作を再現できるキャストになるのではないだろうか。
赤木晴子
そのほか、桜木が恋焦がれるヒロインの赤木晴子については、今をときめく人気役者・福原遥の名前を挙げたい。ドラマ『ゆるキャン△』シリーズ(テレビ東京系)の志摩リン役など、さまざまな実写化作品に出演しているが、そのたびにまるで本物のマンガキャラのような存在感を発揮しているので、天使のような正統派ヒロインの“晴子さん”も上手く演じてくれるはずだ。
いろいろとキャスティング候補を挙げてみたものの、あくまで妄想であり、今のところ『SLAM DUNK』の実写化企画は一切発表されていない。もし実写化が実現するとしたら、原作ファンをうならせるような絶妙なキャスト陣が揃うことに期待したいところだ。
■配信情報
『THE FIRST SLAM DUNK』
Netflixにて配信中
原作・脚本・監督:井上雄彦
演出:宮原直樹、北田勝彦、大橋聡雄、元田康弘、菅沼芙実彦、鎌谷悠
キャラクターデザイン:井上雄彦、江原康之
CG ディレクター:中沢大樹
作画監督:江原康之
サブキャラクターデザイン:番由紀子
モデルSV:吉國圭、BG
プロップSV:佐藤裕記、R&D
リグSV:西谷浩人
アニメーションSV:松井一樹
エフェクトSV:松浦太郎
ショットSV:木全俊明
美術監督:小倉一男
美術設定:須江信人
色彩設計:古性史織
撮影監督:中村俊介
編集:瀧田隆一
音響演出:笠松広司
録音:名倉靖
キャスティングプロデューサー:杉山好美
音楽プロデューサー:小池隆太
2Dプロデューサー:毛利健太郎
CGプロデューサー:小倉裕太
アニメーションプロデューサー:西川和宏
プロデューサー:松井俊之
声:仲村宗悟、笠間淳、神尾晋一郎、木村昴、三宅健太
オープニング主題歌:The Birthday(UNIVERSAL SIGMA)
エンディング主題歌:10-FEET(EMI Records)
音楽:武部聡志、TAKUMA(10-FEET)
アニメーション制作:東映アニメーション、ダンデライオンアニメーションスタジオ
配給:東映
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