杉田智和は悲鳴嶼行冥をどう演じる? 『鬼滅の刃』柱稽古編、注目ポイントを解説

 6月18日、アニメ『鬼滅の刃』刀鍛冶の里編の最終回にて「柱稽古編」のテレビアニメ化が発表された。「柱稽古編」は「刀鍛冶の里編」に続いて描かれた、原作の15巻・16巻にあたるエピソードだ。「柱稽古編」では、鬼舞辻無惨率いる最強の上弦の鬼たちとの決戦を前に、柱たちの過酷な修行に炭治郎が挑む。放送開始日時は未発表だが、新PVで冨岡義勇、胡蝶しのぶ、悲鳴嶼行冥、不死川実弥、伊黒小芭内のビジュアルが公開された。

「鬼滅の刃」柱稽古編 テレビアニメ化決定 PV

 鬼殺隊の強化を目的とした柱稽古の様子が描かれる「柱稽古編」では、隊員たちの戦闘能力の向上に加え、鬼舞辻無惨との総力戦に備えて柱たちの「痣」の発現を目指す。それぞれの呼吸の使い手である柱からの直接指導を受けた炭治郎の変化も楽しめるポイントだ。

 また本シリーズは、柱たちの個性豊かな人柄や人物背景にも触れる内容となっており、まだ活躍シーンの少ない柱たちのパーソナリティを知ることができる点も見どころだろう。こうした柱同士のやりとりや関係性がしっかりとうかがえる回は、過去のシリーズの中では立志編の柱合会議の場面以来である。柱同士のゆるい会話や日常も、ファンにとってはたまらない要素だろう。「遊郭編」「刀鍛冶の里編」と殺伐としたバトルシーンや柱たちの悲しい過去が描かれてきた『鬼滅の刃』だが、「柱稽古編」はシリーズの中でもほっと一息つけるような位置付けの作品になるのではないか。

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