山田涼介が“キング”にふさわしい理由 『王様に捧ぐ薬指』東郷役はファンにはたまらない!
現代の日本で、山田涼介以上に“キング”の名にふさわしい人がいるのだろうか?
4月18日よりスタートした火曜ドラマ『王様に捧ぐ薬指』(TBS系)を観て、そう思ったのは筆者だけではないだろう。
10年ほど前、中学生にして“1000年に一度の逸材”として世を賑わせた橋本環奈と、山田涼介(Hey! Say! JUMP)がタッグを組むということもあり、放送がスタートする前から注目を集めていた同ドラマ。山田は新田ホールディングスの取締役で、羽田綾華(橋本環奈)が務める結婚式場、ラ・ブランシュの社長・新田東郷を演じている。ちなみにドラマタイトルにもなっている「王様」「キング」は、そんな東郷のハイスペックぶり、ドSな御曹司ぶりから呼ばれている彼の通称を表す言葉だ。
冒頭で「山田涼介こそ、キングの名にふさわしい」と言ったのには、いくつか理由がある。
まず1つは言うまでもなく、圧倒的なビジュアル。山田といえば、同じジャニーズ事務所の後輩たちからも「憧れの先輩」と名前を挙げられることがたびたびあり、二宮和也(嵐)、中丸雄一(KAT-TUN)、菊池風磨(Sexy Zone)とともに組んでいるオリジナルユニット「ジャにのちゃんねる」では“自発光”とのあだ名がつくほど圧倒的なオーラが魅力。自身の自己プロデュース力の高さもあって、非の打ちどころがない。
『俺かわ』は最後まで愛おしいドラマだった 29歳の山田涼介が演じたからこそのリアル感
私たちには、過去を変える力はないと思っていた。過去に対する後悔は、胸に抱いたまま生きていくしかないのだと。だが、『俺の可愛いはも…
2022年の4月期には『俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?』(テレビ朝日系)で、あざとかわいさ全開の丸谷康介を好演。整ったビジュアルありきの役を演じるのは、今回が初めてではないということから見ても、彼のビジュアルの良さは大衆のお墨付きと捉えても良いのではないかと感じる。
実際、第1話で恋愛リアリティーショー『バチェラー』のパロディと思われる番組『バトラー』のシーンでは、「俺は誰も選ばない」という名言を残す東郷。「誰が、どんな目線で言っているんだ!」と視聴者にツッコませるのではなく「山田くんバージョンの恋愛リアリティーショーだ」「圧倒的ビジュアル……」とファンを盛り上がらせたのは、山田ゆえだろう。
ただ、それだけに止まらないのが山田涼介。「王様」「キング」という名前に相応しいのは、ビジュアルだけが理由ではない。