山田涼介、“座長”橋本環奈に「尊敬できるし、カッコいい」 “結婚報告会見”に会場は爆笑
橋本環奈が主演を務めるドラマ『王様に捧ぐ薬指』(TBS系)の第1話完成披露試写会・制作発表記者会見が4月14日に都内で開かれ、橋本環奈、山田涼介が登壇した。
本作は、大好きな家族を守るべく結婚を選んだ主人公・羽田綾華(橋本環奈)と、業績不振の結婚式場を立て直すため、好きでもない女性との結婚を選んだツンデレ御曹司・新田東郷(山田涼介)を描くラブコメディ。『プチコミック』(小学館)にて2014年から2017年にかけて連載されていた、わたなべ志穂による同名漫画の実写ドラマ化だ。
物語は、愛は一切なしの2人の“契約結婚”から始まるということで、会見の前半は綾華と東郷の「結婚報告会見」として2人が役柄のまま登場し、その模様がYouTubeでも生中継された。司会を務める山形純菜アナウンサーから、初めて出会った際の印象を聞かれた東郷は「私が社長を務めている会社の『ラ・ブランシェ』の面接に綾華さんが来まして、その時が初対面でした。笑顔が可愛くて、そこに惹かれました」と答え、一方の綾華は「なんでも完璧にこなされる方で、初めて会った時は“キング”、“王様”。お顔も美しい方だなと思いました」と話す。好きな食べ物は「納豆、キムチ、ラーメン、ビール」で、趣味は「カラオケ」だと言う綾華。納豆が苦手だという東郷に「隣にいると申し訳ないんですけど……」と綾華が恐縮した様子を見せると、東郷は颯爽と「全然大丈夫だよ」「綾華が好きなものは自分も頑張って克服したいなと思います。全部をひっくるめて好きなので」「愛さえあればなんでもできると思います」と愛する綾華への思いを口にしていた。会見では愛の誓いとして指輪の交換が行われ、ここでYouTubeでの生中継は幕を閉じた。
「これはなんだったんですか……?(笑)」と開口一番に切り出す橋本に、会場は爆笑。「説明を受けても何をするのかよく分からなかったですね。役柄で質問に答えるとか、なかなかないです」という橋本に、東郷として山形アナにもキザに振る舞っていた山田は「僕はあんなクールじゃないっす(笑)。人前で『愛さえあればなんでもできる』とか、俺は何を言ってるんだって、こっ恥ずかしかったですね」と異例の結婚報告会見を振り返った。
今作が意外にもTBSドラマ初出演にして、初主演を飾る橋本。好きな食べ物が「納豆、キムチ、ラーメン、ビール」という部分はほぼ共通しているという。演じる綾華は、子供の時より数々の男性からそのビジュアルでモテてきた誰もが認める絶世の美女。同時に多くのトラブルを巻き起こし、職を転々としてきた人物でもある。「『俺の女だから!』みたいなシーンが多くて」と話す橋本に、山田が横から「実際なかったの?」と聞くと、橋本は「ないです! 私は! 全然ないです!」と主張。そんな橋本に山田は「と言いつつもね」と仲睦まじいやり取りを見せていた。さらに座長を務める橋本を山田は「年下なんですけど尊敬できるし、カッコいいですね。堂々としていて現場を座長として引っ張っている佇まいがしっかりしているので、見ていて安心するし、演技に集中できる」と称賛していた。