『赤いナースコール』鹿賀丈史演じる病院長に疑いの目 “自称21歳”西垣の正体も明らかに

『赤いナースコール』鹿賀丈史に疑いの目

 新たに驚きをもって受け止められたのが、西垣(浅田美代子)と榎木田の関係だ。なんと榎木田と西垣は元夫婦で、経営状態が悪化した病院に西垣が勤務することになったのは、榎木田に院内の情報収集・調査を命じられたためと石原に話す。いったい何のために? その鍵を握っていそうなのが、長期入院中の老婆・三上(藤夏子)だ。アリサに病院から逃げるよう忠告し、認知症を装って翔太朗にメモを渡すなど、榎木田病院の危険性を警告する三上は、西垣が榎木田と近しい関係であることを知っているのだろうか。あるいは、西垣は三上が認知症ではないことを把握しているのではないかなど、病院と患者それぞれの側から院内の動向を探っており、両者は対をなす関係にある。榎木田に食ってかかった様子からしても、病院について「知りすぎてる」三上が、決定的な秘密を握っていることは間違いない。

 313号室では、退院をほのめかす言動をした患者が殺されている。山之内は翔太朗の身代わりとして殺されたと思われるが、山之内が殺されたのは、翔太朗がアリサと面会し、退院に向けて動き出そうとした矢先の出来事だった。ちなみに他の2人、前科者の津田(山本浩司)は保険金が出る限り居座るつもりで、セールスマンの後藤田(森田甘路)は会社の指定病院のため、すぐに退院できない状況である。もう一つ、西垣の発言から、犯人の顔を見た人間が口封じのために殺された可能性もある。病院を出ようとしたから殺されたのか、それとも犯人の正体を知ったために消されたのか。その答えは遠くないうちに明らかになるだろう。

■放送情報
ドラマプレミア23『赤いナースコール』
テレビ東京系にて、毎週月曜23:06~23:55放送
Paravi、ひかりTVにて、地上波放送終了後に配信
出演:佐藤勝利(Sexy Zone)、福本莉子、池田鉄洋、ベッキー、木村了、山本浩司、橋本淳、森田甘路、大水洋介(ラバーガール)、堀口紗奈、板尾創路、浅田美代子、鹿賀丈史
企画・原作:秋元康
監督:本橋圭太、上田迅
脚本:秋元康、宮本武史、服部隆、吉崎崇二
音楽:矢野博康
主題歌: みゆな「凝視」(A.S.A.B)
オープニングテーマ:Sexy Zone「Sleepless」(Top J Records)
チーフプロデューサー:森田昇(テレビ東京)
プロデューサー:北川俊樹(テレビ東京)、平部隆明
制作:テレビ東京、ホリプロ
製作著作:「赤いナースコール」製作委員会
(c)「赤いナースコール」製作委員会
公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/akanasu/
公式Twitter:@tx_akanasu
公式Instagram:@tx_akanasu

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