『還魂』チョン・ソミン演じるムドクに恋の矢印が3本? 絡み合う4人の関係が始まる

『還魂』ムドクに恋の矢印が3本?

 今回も気持ちいいほど師弟愛を見せてくれたウクとムドク。二面性を持った関係が都合よくコロコロ移り変わり、今はそれが心地いい。イ先生から師匠を守るために結縛鈴を外して戦うウクと“流水”を得た弟子の成長をムドクは額から血を流しながら喜ぶ。「お前しか頼れない」「鳥の卵を包み込めるのは俺しかいない」のは、お互いが離れてはならないことを意味する。

 チャン・ガン(チュ・サンウク)の息子ではないと告げられ、生きる目的を見失っていたウクに新しい目標ができた。それは木のてっぺんまで師匠を連れて行くこと。枝のない木を登るには“治水”を会得しなければならない。ウクが約束を果たす時、てっぺんでナスクはどんな景色を見るのだろう。

 世子に勝つ唯一の方法である“弾水法”の習得に励むウク。これもまた命を懸けた一か八かの修行である。しかしウクが持った制御の効かない剣に刃を向けられても逃げなかったのがムドクの答え。ウクは必ずやり遂げると信じているのだ。

 その頃松林では、王室との対決を避けるためにチン家の令嬢チン・チョヨン(アリン/OH MY GIRL)とウクの婚礼話が進んでいた。邪魔になりそうなムドクをチョヨンがチン家に連れてきた流れで、ムドクに変化が起きる。ある箱に触れると中にある割れた陰陽玉が見えたのだ。しかもチン家に足を踏み入れた瞬間、鳥が騒ぎ出す。これはイ先生がチン家に侵入した時と同じ現象。つまり透視能力を持つがゆえに盲目のフリをしていた、イ先生と同等の力を持っているムドクの正体に繋がるものだ。

 チン家の鎮妖院にある鏡に映る自分から「久しぶり」と言われ姿を消したムドク。予告ではムドクを助けるためにウク、ユル、世子が動いたようだ。一波乱ありそうな展開に期待が高まる。

■配信情報
『還魂』
Netflixにて独占配信中
(写真はtvN公式サイトより)

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