『還魂』イ・ジェウクとチョン・ソミンが師弟関係に “還魂術”によって魂が入れ替わる

『還魂』ジェウクとソミンが師弟関係に

 人と人との魂を移し替えられる“還魂術”によって絡み合った運命に主人公たちが道を切り開いていく韓国ドラマ『還魂』がNetflixで配信が始まった。

 序盤からCG映像を駆使した氷上でのアクションシーンが披露され、盛大な歓迎を受けた気分になる本作。脚本は『ホテルデルーナ~月明りの恋人~』『花遊記』などを手掛けたホン・ジョンウンとホン・ミランのホン姉妹。演出は『キム書はいったい、なぜ?』『真心が届く~僕とスターのオフィス・ラブ!?~』などの人気作を生み出したパク・ジュンファ監督。ラブコメが加わったファンタジーロマンスを存分に堪能できそうだ。

 さらに注目の主演であるイ・ジェウクとチョン・ソミンをはじめ、今をときめく顔ぶれが集まった若手俳優、脇を固めるベテラン俳優陣のキャスティングは期待せずにはいられない。

 舞台となるのは、歴史にも地図にも存在しない大湖(テホ)国。この国は風・雲・雨をつかさどる天の気が地にぶつかり、巨大な水の気となった敬天大湖(キョンチョンデホ)を中心に水の気を操る術士たちとともに築かれていた。

 そもそも“還魂術”とは、名高い術士のチャン・ガン(チュ・サンウク)が編み出したもの。しかし魂と体が合わなければ暴走して危害を加え、最終的に石化してしまう未完成の術として、使用を禁じられていた。世継ぎがいないまま病に侵された王のコ・ソン(パク・ビョンウン)はその噂を聞きつけ、ガンに7日間だけ魂を入れ替えようと提案をする。ガンの体を奪い、国一番の美女トファとの子をもうけるための策略だったのだ。

 それから20年。四代術士の家系が国の中枢となり、その子女は“天下四季”と呼ばれていた。チン家の令嬢チン・チョヨン(アリン/OH MY GIRL)は春、パク家の後継者パク・ダング(ユ・インス)は夏、ソ家の天才ソ・ユル(ファン・ミンヒョン/NU'EST)は秋、チャン家のチャン・ウク(イ・ジェウク)は冬である。季節に例えられた彼らはより高貴で美しく映える。ただ坊っちゃまとお嬢さまである一面ものぞかせ、ギャップのあるやり取りが面白い。

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