岡崎紗絵に聞く、自身の結婚観と理想の役者像 「“作品の世界に染まりきる人”でありたい」

岡崎紗絵に聞く、自身の結婚観と理想の役者像

 役作りのために髪を金髪ショートにして挑んだ『ドクターホワイト』(カンテレ・フジテレビ系)での重い病気を抱えた狩岡晴汝役も記憶に新しい岡崎紗絵。そんな彼女が現在放送中の『花嫁未満エスケープ』(テレビ東京系)でテレビドラマ初主演を務めている。ドラマ初主演に加え、本格的なラブストーリーも初めてという“挑戦”だらけの作品に挑んでいる岡崎に、自身の結婚願望や理想の役者像を聞いた。【インタビューの最後には、サイン入りチェキプレゼント企画あり】

「結婚願望は昔からほとんどない」

花嫁未満エスケープ

ーー少し意外でもありましたが、連続ドラマの主演は今回が初めてなんですね。

岡崎紗絵(以下、岡崎):そうなんです。不安と緊張と楽しみが入り混ざっている感じで、すごく責任感が生じるなと思いますし、現場での見え方も違うんだろうなと。原作はリアルさがあってすごくおもしろいですし、原作ファンの方もそこを楽しみにされていると思うので、自分がそれをどう表現できるか、責任重大だなと感じています。

ーー岡崎さん演じる主人公ゆうは、彼氏と付き合って7年、同棲して5年目を迎えマンネリ気味の日々を過ごしている、“結婚適齢期”を迎えたアラサー女性という設定です。岡崎さんは現在26歳ですが、ゆうに共感するところはありましたか?

岡崎:ほとんどが共感でしたね。この世代で結婚を考える女性が一回は経験していそうなお話というか、もしそういう状況になったらゆうと同じような感情になるだろうなということがたくさんあって。だから観ていただく方にも身近に感じていただけるお話になるのではないかなと思います。

岡崎紗絵

ーー岡崎さんご自身も結婚を考えたりすることはあるんですか?

岡崎:いまはあまり考えられないですね。まだちょっとわからないというか、現実的ではないなと思ってしまいます。

ーー結婚願望もない?

岡崎:多少あるにはあるんですけど、結婚願望は昔からほとんどないですね。このお仕事をしているからかもしれないですけど、結婚に対して何か強い思いを持っているわけではなくて。今回のこの作品でまた気持ちが変わるかもしれないですし、今後どうなっていくかはわからないですけど、今のところは考えられないなと。でも、母親が結婚した年齢を聞いたりすると、やっぱりちょっと「あっ……」とは思いますね(笑)。

ーーわりと若い年齢で結婚されているんですね。

岡崎:母親は私の年齢のときには父とすでに結婚していました。「お母さんはこの年でもう結婚していたのか……」って思うことはあります。

岡崎紗絵

ーー友達など周りの人たちの間で結婚する人が出てきたり、そういう話も増えてきたりしそうですね。

岡崎:そういう話題は年々増えています。そういうところもリアルなんですけど、やっぱり「結婚がゴール」という考え方で、30歳手前で結婚を真剣に考え始める人が周りにも多くて。そういう話を聞くたびに、「あー、もうそういう歳なのか」ってしみじみ思います(笑)。

ーー“焦り”を感じたりする人もいたりしますが、岡崎さんはどうですか?

岡崎:それがあまりないんですよ。「焦っていない自分がいるのはなんでだろう」って思っています。なんでですかね(笑)。

花嫁未満エスケープ

ーー全然焦る必要ないと思います(笑)。岡崎さんが今回のようなラブストーリーに出演するのは割と珍しいですよね。

岡崎:何かほかのテーマがあった上で恋愛が描かれるような作品や役もあったんですけど、恋愛が軸になるような作品は本当に今回が初めてで。どちらかと言うと、誰かの恋を応援するタイプの役が多かったので、いろいろ初めてだらけな今回、私にとっても“挑戦”になる作品だなと思っています。

ーーまた演技の幅が広がるような、今後のキャリアにおいても重要な作品になりそうですね。

岡崎:本当にそうですね。たくさん吸収して、自分のものにできたらなと思います。

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