『ムチャブリ!』高畑充希と松田翔太が束の間の同棲 雛子は大牙と浅海にどう向き合う?

『ムチャブリ!』高畑充希と松田翔太が同棲

 リレーション・ゲートの専務・葛󠄀原(坪倉由幸)からのクーデターにより、社長を解任された浅海(松田翔太)。訳あって子会社社長・雛子(高畑充希)の自宅でそんな浅海を匿うことになり、突然浅海と雛子のかりそめの同棲生活が幕開けした『ムチャブリ! わたしが社⻑になるなんて』(日本テレビ系)第9話。

 2人して慣れない手つきで料理を作ったり、休日には遊園地や水族館に行ったり、まさに同棲カップルさながらの時間を過ごす。親はいるものの、中学の時に家出をしたっきり会ってもいないし連絡もとっていないという浅海にとっては、こういう“当たり前の日常”全てが新鮮で初めてのようだ。中卒で家出をした彼を雇ってくれる先はなく、自分で事業を立ち上げるしかなかった彼は「会社が家族」だと言う。

 そんな浅海にとって、今回の緊急取締役会での社長解任がどれほどのインパクトだったか。しかも裏で手を引いていたのが立ち上げメンバーの葛󠄀原だなんて……飄々としており周囲にSOSを出さない、創業者という立場もあって出せないだろう浅海にとって、ひょんなことがきっかけだとは言え、近くに雛子がいてくれて本当に良かった。人間関係と同じく“最初には味わえない次の美味しさ”がある“2日目のカレーの美味しさ”を知らない浅海の近くに雛子がいてくれて。

 そこに大牙(志尊淳)まで合流し、雛子を取り囲む浅海、大牙の三角関係がここに集結。最終話直前となり雛子の周囲がいよいよ騒がしい。

 大牙が浅海に張り合うさまは可愛らしいが、雛子の中では彼とは親友の知美 (夏帆)との関係性に近しいようで「終わりがきてほしくない。ずっとこのままの関係でいたい」と願う。雛子は浅海のことを“放っておけない”と言うが、「俺だって食べたかったんですけど。1日目のカレーが食べたかったんです!」と意地になって言う大牙もまた同じように放っておけない。

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