『ONE PIECE』ゾロ、『銀魂』土方などで見せる、声優 中井和哉の“抜き”の美学

 2021年9月3日に記念すべき100巻が発売される尾田栄一郎の大人気コミック『ONE PIECE』。TVアニメも11月21日に1000話へ到達する予定で、その両方を記念した映像作品プロジェクトも始動しており、蜷川実花が監督、RADWIMPSが主題歌を務めたショートドラマ『“WE ARE ONE.”』が8月30日から公開される。

【特報】ONE PIECE Vol.100/Ep.1000 Celebration Movies”WE ARE ONE.” Teaser Trailer

 ちなみに連載1000話を迎え、全世界を対象としたキャラクターの人気投票「第1回ONE PIECEキャラクター世界人気投票」が今年行われたことはご存知だろうか。主人公のルフィが堂々の世界1位を獲得したことが話題となったが、当然彼が率いる“麦わらの一味”も上位に躍り出た。特に世界2位にランクインしたゾロは、中東やアフリカでルフィを抑え1位を獲得している。

 自身は「世界一の剣豪になる」という夢をストイックに追い求め、時には厳しい言葉でルフィや仲間を律して正しい方向に導くゾロ。まさにメンバーにとって“精神的支柱”といえる存在であり、その義理人情を重んじる姿勢が心を掴んできた。一方で実は方向音痴というギャップも覗かせ、男性からも女性からも圧倒的な人気を誇る“ズルい”キャラだ。

 アニメでゾロを演じているのは、『銀魂』土方十四郎役や『炎炎ノ消防隊』秋樽桜備役で知られ、さらに先日公開された『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』でも重要な役割を担っている中井和哉。独特な渋みのある声が特徴的で、オーディションでは全会一致でゾロ役に決まったという。当の本人はインタビューで「ちょっとだけゾロの本当の部分に“近づけた”、また一歩ゾロになれたような“気がした”の繰り返しのような気がします」(参照:livedoor news「「うまくなりたい」気持ちは誰にも負けない。平田広明×中井和哉の果てなき向上心」)と語っているが、そんな腰が低くて温かみのある性格がゾロを演じている時にも滲み出ているからこそ、人気が爆上がりしたといっても過言ではない。



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