2018年7月の記事一覧

(173件)
『虹色デイズ』は目を見張る出来栄え

『虹色デイズ』は青春映画として目を見張る出来栄え “平成最後の夏”に放つ輝きと郷愁感

プールに飛び込んでプカプカと浮かぶ4人の男子高校生の姿に、好きな女の子が乗る通学電車を自転車で追いかける主人公。そしてフジファブ…

上野樹里、変幻自在の演技の凄み

上野樹里、変幻自在の演技に滲む役者としての覚悟 『グッド・ドクター』瀬戸夏美役に注目

山崎賢人がサヴァン症候群の小児科医を演じる話題のドラマ『グッド・ドクター』(フジテレビ系)で、2年半ぶりにプライムタイム連続ドラ…

綾瀬はるかの一気コールに賛否

綾瀬はるかの一気コールをどう捉えるか 『義母と娘のブルース』が映し出す“こうあるべき”姿

「同じ色じゃないから」  『義母と娘のブルース』(TBS系)第2話。良一(竹野内豊)が“奇跡の”花屋で購入したカーネーションは…

石原さとみ、“連ドラの女王”の座に?

石原さとみ、“連ドラの女王”の座に? 『高嶺の花』好発進の理由は緩急つけた演技と等身大の姿にあり

女優の中でも本当に数字を持っているトップ女優だけに贈られる称号――“連ドラの女王”。今この肩書に最も近い女優と言えば、石原さとみ…

『ケンカツ』吉岡里帆の奮闘記スタート

吉岡里帆が生活保護のリアルに迫る 『健康で文化的な最低限度の生活』“青春ドラマ”の側面も?

新たに始まった、火曜ドラマ『健康で文化的な最低限度の生活』(カンテレ・フジテレビ系)。『ビッグコミックスピリッツ』にて現在連載中…

勧善懲悪ドラマにはならない『絶対零度』

沢村一樹の不穏な表情は何を意味する? 単なる勧善懲悪ドラマにならない『絶対零度』

沢村一樹、横山裕、本田翼、柄本時生、平田満らキャスト陣の絶妙なアンサンブルで始まった『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』(フジテレビ…

永瀬正敏、日本映画界の大きな希望に

永瀬正敏、日本映画界の大きな希望に 『パンク侍、斬られて候』『Vision』に見る映画俳優の姿

日本映画界において、“映画俳優”の草分け的な存在である永瀬正敏。そんな彼の出演作が立て続けに公開されている。奈良・吉野の森を舞台…

夏ドラマ、『アンナチュラル』出演陣に注目

石原さとみ、井浦新、窪田正孝が異なる役柄に! 『アンナチュラル』出演陣登場の夏ドラマに注目

不自然死の背景にメスを入れることで、その隠された真実に光を当てる解剖医の模様を描いた『アンナチュラル』(TBS系)。主演の石原さ…

加藤シゲアキ、『ゼロ 』で正義感を発揮

加藤シゲアキ、原作とは異なる“正義感”を発揮 『ゼロ 一獲千金ゲーム』人間ドラマの生々しさ

日本テレビ7月期の日曜ドラマ『ゼロ 一獲千金ゲーム』が7月15日に始まった。原作は福本伸行の人気コミック『賭博覇王伝 零』(講談…

『絶対零度』横山の新しい刑事役

『絶対零度』関ジャニ∞ 横山裕が挑戦する新しい刑事役 少しずつ見えてきた山内徹の人物像

7月クールの連続ドラマが次々とスタートし始めた。7月9日からは、関ジャニ∞の横山裕が出演する『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』(フ…

『この世界の片隅に』圧巻の出来栄え

ドラマ『この世界の片隅に』は作り手の本気度が伝わる圧巻の出来栄え アニメ映画版と明確な違いも

前情報をほとんど入れずに、こうの史代の原作と2016年に公開された(今でもロングラン公開中というのだから驚きだ)片渕須直監督が手…

『サバ婚』は単なるコメディではない?

波瑠主演『サバイバル・ウェディング』は単なるコメディではない? “女性編集者ドラマ”に新しい風

「タオルの様に扱われるか、一生物のように扱われるかはお前次第ってことだ」。元恋人との復縁を焦る黒木さやか(波瑠)に宇佐美博人(伊…

現代に通ずる『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』

単なる“男対女”を描いた映画ではない 『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』の現代に通ずるテーマ性

今年5月に日本公開された米映画『ゲティ家の身代金』は、本編の内容もさることながら、俳優に支払われたギャラの男女格差で話題となった…

『半分、青い。』鈴愛の恋愛遍歴を振り返る

間宮祥太朗が永野芽郁の“希望”に 『半分、青い。』鈴愛の恋愛遍歴を振り返る

鈴愛(永野芽郁)と涼次(間宮祥太朗)は、出会って6日で結婚を約束する。『半分、青い。』(NHK総合)第15週「すがりたい!」では…

『この世界の片隅に』が目指す「夜の朝ドラ」

松本穂香主演『この世界の片隅に』が目指すのは“夜の朝ドラ”? オリジナル要素は原作の延長線上に

7月15日21時からTBS系の日曜劇場で放送される連続ドラマ『この世界の片隅に』の第1話を試写で拝見させていただいた。  原作…

荻野洋一の『菊とギロチン』評

瀬々敬久×相澤虎之助が生み出した“化け物映画” 『菊とギロチン』が描く民衆の鼓動

化け物的な映画を観る、化け物と対峙するというのは、なんと美しい体験なのだろう。音楽、美術、演劇、あらゆるジャンルに化け物的な作品…

『虹色デイズ』に散りばめれた“17の特権”

佐野玲於らがキラキラとした感情をまっすぐに差し出す 『虹色デイズ』に散りばめられた“17の特権”

男子同士の空気感、女子同士の空気感、男女友達の空気感、そして好きな相手と一対一で過ごす空気感……すべて同じ人物なのに、流れる空気…

『チア☆ダン』第1話は映画との架け橋に

土屋太鳳『チアダン』は“ザ・部活ドラマ”と呼ぶにふさわしい 第1話は映画との架け橋的役割に

昨年春に公開された映画『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』の全米大会のシーンを、幼い日の主人公が…

『グッド・ドクター』2年ぶりの2桁発進

『グッド・ドクター』山崎賢人の“新しい表情”に反響 木曜劇場2年ぶりの視聴率2桁発進に

7月12日にスタートした山崎賢人主演ドラマ『グッド・ドクター』(フジテレビ系)の第1話が、11.5%(関東地区、ビデオリサーチの…

『ジュラシック・ワールド』続編監督が語る

「前半と後半ではジャンルが違う」 『ジュラシック・ワールド/炎の王国』J・A・バヨナ監督インタビュー

映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』が7月13日に公開された。2015年に公開され、世界歴代映画興行収入第5位にランクインす…

間宮祥太朗、『半分、青い。』に新たな風

『半分、青い。』に新たな風を吹かせる存在に 間宮祥太朗、観客を物語世界へ誘導する素養

鈴愛(永野芽郁)の前に、新たな恋の相手として突如現れた森山涼次(間宮祥太朗)。後半戦までやってきた『半分、青い。』(NHK)は「…

『チア☆ダン』面白く観るためのポイントは?

広瀬すずが重要な立ち位置に 土屋太鳳主演ドラマ『チア☆ダン』を面白く観るためのポイントは?

2009年に福井商業高等学校のチアダンス部が全米制覇した実話を、広瀬すず主演で映画化し、大きな話題を集めた『チア☆ダン ~女子高…

『太宰』試写会プレゼント

太宰治をテーマに撮り上げたドキュメンタリー『太宰』一般試写会に10組20名様をご招待

太宰治の文章に影響を受けた人々を描いたドキュメンタリー『太宰』が、7月28日より公開される。  本作は、フランス人映画作家のジ…

「レインボー・リール東京」インタビュー

セクシュアル・マイノリティがテーマの映画はどう変遷した? レインボー・リール東京担当者に聞く

「第27回レインボー・リール東京 ~東京国際レズビアン&ゲイ映画祭~」が、7月7日に東京ウィメンズプラザホールで開幕した…

『高嶺の花』が描く食事の喜び

石原さとみ、『アンナチュラル』と対照的な役に 『高嶺の花』が描く“おいしい”と感じる喜び

生きるために食べる。石原さとみが主演を務めたドラマ『アンナチュラル』(TBS系)は、死を通して生きることの尊さを描いたドラマで、…