『海月姫』内田理央に聞いた、体当たりで“まやや”に挑めた理由 「バレないからこそ、ブッ飛べる」
男子禁制の女子寮“天水館”で暮らす5人のオタク女子“尼〜ず”が、女装男子・鯉淵蔵之介(瀬戸康史)と出会ったことを契機に成長していくさまを描いたドラマ『海月姫』(フジテレビ系)。現在、第6話までが放送されており、根暗で引きこもりだった“尼〜ず”メンバーは、ファッションブランド「ジェリーフィッシュ」を立ち上げ、天水館でショーまで開催。第5話では、今まで厚い前髪で隠されていた三国志オタク“まやや”の目もお披露目となった。
今回リアルサウンド映画部では、“まやや”役を体当たりで演じてきた内田理央にインタビュー。普段の姿からは想像できないほど振り切った演技や、内田と“まやや”との意外な共通点について聞いてきた。【インタビューの最後には、サイン入りチェキプレゼント企画あり】
「最初はやっぱりプレッシャーを感じました」
ーー『海月姫』まやや役に決まったとき、率直にどう思いましたか?
内田理央(以下、内田):原作ファンの方もいらして、1回映画でも実写化されていたので、最初はやっぱりプレッシャーを感じました。自分とは容姿やイメージが違う役だったので、「大丈夫かな?」という不安はすごくありましたね。
ーーわたし、まややが内田さんだと本当に気付かなかったんです。
内田:(笑)。そういう感想をたくさんいただいていて、本当にありがたいです! 最悪自分ってバレないからこそ、ブッ飛べるという気持ちもあります(笑)。
ーーまやや役を重ねてきた現在、初期の心情と変化はありましたか?
内田:今はまだ不安はあるけど、楽しさの方が全然勝っています。スタッフさんもキャストの皆さんも、めちゃめちゃ素敵な人たちで。現場の雰囲気もめちゃめちゃ良いんです。年齢もみんな近くて、仲間というキャラクター上の設定もあって、普段のわたしたちもチームワークよく、笑いの絶えない現場です。あとファンの皆さんも受け入れてくださったのはうれしかったですね。
ーー鯉淵蔵之介役の瀬戸康史さんの女装が本作の見どころの1つですが、女性陣からアドバイスはしているんですか?
内田:瀬戸さんは女性以上にかわいくて、だからもう言うことなしです。立っている姿も普通に待っている姿も内股になっていたりとか、すごく役作りされているんだなと感じました。
ーーばんばさんを演じている松井玲奈さんから、まややとの絶妙なコンビネーションを感じました。
内田:玲奈ちゃんとは撮影以外でもずっと話しています。今日は玲奈ちゃんがかき氷が好きな話をずーっと聞いていました。あと、わたしの弟が鉄道オタクなので、少しだけ鉄道のことに興味があって、玲奈ちゃんに詳しく教えてもらったりもしています。
ーーカメラの回ってない裏で、何か流行っていることがあれば教えてください。
内田:怖い話をよくします(笑)。みんな怖い話が好きなんですけど、瀬戸さんと玲奈ちゃんが怖い話をたくさん持っているので、みんなで聞いて「ほわ〜〜」ってなっています。天水館での結構暗い夜のシーンで、しかも和室でやっているので、なおさら怖いんです(笑)。