『ハドソン川の奇跡』主演トム・ハンクスがコメント 「実在の誰かを演じるのは大変なんだ」
クリント・イーストウッド監督最新作『ハドソン川の奇跡』より、本日7月9日に60歳の誕生日を迎えたトム・ハンクスのコメントが公開された。
本作は、『許されざる者』『ミリオンダラー・ベイビー』で2度のアカデミー賞監督賞に輝いたイーストウッド監督が、『フィラデルフィア』『フォレスト・ガンプ/一期一会』で同じく2度のアカデミー賞主演男優賞を手にしたトム・ハンクスを主演に迎え手がけた人間ドラマ。2009年1月15日、ニューヨークのマンハッタン上空850メートルで突如起こった航空機事故を題材に、生還劇に隠された真実を描く。
ハンクスが演じるのは、本作の脚本の基になった手記『機長、究極の決断 「ハドソン川」の奇跡』を執筆したサリー機長ことチェズレイ・サレンバーガー。ハンクスは、「本当のことを言うとね、実在している誰かを演じるというのは大変なんだよ」と本音を漏らしながら、「なぜなら、彼らが映画を観ることになるからだよ(笑)。彼らを怒らせたくないんだ。僕はこれまで演じた全ての人々に会ってきた」と、実在の人物を演じる上で、実際に本人と会って役作りに挑んできたことを明かしている。
■公開情報
『ハドソン川の奇跡』
出演:トム・ハンクス(『ダ・ヴィンチ・コード』『フォレスト・ガンプ/一期一会』)
監督:クリント・イーストウッド(『アメリカン・スナイパー』『硫黄島からの手紙』)
配給:ワーナー・ブラザース映画
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