吉沢亮が白塗り姿で舞台に立つ 横浜流星や渡辺謙も登場の『国宝』新映像公開

吉沢亮主演映画『国宝』新映像

 6月6日に公開される吉沢亮主演映画『国宝』の特報映像と場面写真が公開された。

 2017年から朝日新聞にて連載された吉田修一の同名小説を映画化する本作。任侠の一門に生まれながらも、歌舞伎の世界に飛び込み、芸の道に青春を捧げ、芝居だけに生きてきた喜久雄の見果てぬ夢を追い求める壮大な物語だ。

 主演の吉沢が演じるのは、任侠の一門に生まれながらも、歌舞伎役者の家に引き取られ芸の道に人生を捧げる主人公・喜久雄。そして横浜流星が、喜久雄を引き取った名門の跡取り息子であり、歌舞伎役者になることを運命づけられた俊介を演じる。そのほか、渡辺謙、高畑充希、寺島しのぶ、田中泯、森七菜、見上愛、永瀬正敏、宮澤エマ、黒川想矢、越山敬達、三浦貴大、嶋田久作らが共演に名を連ねた。

 監督を務めるのは、『悪人』『怒り』と吉田作品を映画化した経験を持つ李相日。脚本は、『時をかける少女』『サマーウォーズ』『コーヒーが冷めないうちに』などで知られる奥寺佐渡子が手がける。撮影を担当するのは『アデル、ブルーは熱い色』で第66回カンヌ国際映画祭パルムドールを獲得したソフィアン・エル・ファニ。今回、李監督たっての希望で参加となった。

『国宝』特報【6月6日(金)公開!】

 新映像となる特報では、赤い着物に身を包み、美しい白塗り姿で堂々とセリに立つ喜久雄(吉沢亮)の姿が。運命の刻と心臓の鼓動が鳴り響く中、「藤娘」の幕が上がっていく。抗争によって父を亡くした任侠出身の喜久雄は、上方歌舞伎の名門の当主・花井半二郎(渡辺謙)に引き取られ、歌舞伎という新しい世界を知る。半二郎の跡取り息子で名門の御曹司・俊介(横浜流星)と出会い、兄弟として、親友として、ライバルとして、ともに芸に青春を捧げていた。才能を持つ喜久雄と血筋を持つ俊介。生い立ちも才能も異なる2人だったが、次第に互いの運命を狂わせていく。映像では、喜久雄が「結局この世界、血やんか」とつぶやく様子も確認できる。

■公開情報
『国宝』
6月6日(金)全国東宝系にて公開
出演:吉沢亮、横浜流星、高畑充希、寺島しのぶ、森七菜、三浦貴大、見上愛、黒川想矢、越山敬達、永瀬正敏、嶋田久作 宮澤エマ、田中泯、渡辺謙
監督:李相日
脚本:奥寺佐渡子
原作:『国宝』吉田修一著(朝日文庫/朝日新聞出版刊)
製作幹事:アニプレックス 、MYRIAGON STUDIO
制作プロダクション:クレデウス
配給:東宝
©吉田修一/朝日新聞出版 ©2025映画「国宝」製作委員会
公式サイト:kokuhou-movie.com
公式X(旧Twitter):https://x.com/kokuhou_movie

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