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羽生結弦『殿、利息でござる!』で映画初出演へ マゲ姿で“殿”役演じる

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 フィギュアスケート選手の羽生結弦が、阿部サダヲ主演の映画『殿、利息でござる!』に出演していることが発表された。

 『殿、利息でござる!』は、磯田道史が2012年に発表した評伝『無私の日本人』の一編「穀田屋十三郎」を原作に、『ゴールデンスランバー』『残穢【ざんえ】ー住んではいけない部屋ー』の中村義洋監督が映画化した歴史エンターテインメント大作。江戸中期の仙台藩吉岡宿を舞台に、困窮する宿場町を守るため、住人たちが「宿場救済計画」を立て、奔走する姿を描き出す。造り酒屋を営むかたわら、宿場町の行く末を心から憂える主人公・穀田屋十三郎を演じる阿部サダヲのほか、キャストには、瑛太、妻夫木聡、竹内結子、松田龍平らが名を連ねる。

 このたび出演が発表された羽生結弦が演じるのは、映画のタイトルにもなっている“殿”、仙台藩藩主・伊達重村。出演シーンは少ないながらも、物語にとって重要な役柄であり、困窮する庶民の前に颯爽と現れる役どころを演じる。今まで映画などに出演することはなかったが、故郷である仙台に実在した人物たちの物語に感動し、出演を快諾したという。今回の出演決定のにあわせ、羽生をはじめ、阿部、中村監督、松竹の池田史嗣プロデューサーからコメントも届いている。

コメント一覧

羽生結弦 コメント

江戸時代の仙台藩を舞台にした映画「殿、利息でござる!」で、伊達の殿様役を頂き、初めて役者として、演技をさせていただきました。お芝居はスケートとは違って振りが無く、言葉を使い、セリフに合わせて動かなければいけないのでとても難しく、撮影現場では緊張してしまいましたが、映画製作の雰囲気を感じられて、素敵な俳優さんたちにもお会いできて楽しかったです。撮影は昨年の夏だったのですが、試合のプログラムだけではなくエキシビジョン、ショー等でも、表現者として今回の貴重な経験を活かすことができたのではないかと思っています。
このお話は実話を元にしているとのことですが、地元宮城にこんな素晴らしい話があったということに驚いています。殿様として、威風堂々とした姿と優しさを兼ね合わせるそのギャップを、自分なりに表現出来ればと思い一生懸命やりました。ぜひ楽しみにしてください。

阿部サダヲ コメント

殿役が誰か、なかなか明かされず、役者同士で色々予想をしてたのですが、まさか羽生結弦さんとは思いませんでした…。撮影当日まで(ご本人と)全く会わず扮装が全て終わって、現場リハーサルでいきなりぶっつけ芝居だったにもかかわらずセリフも完璧に入っていて素晴らしかったです…。
本来、殿様を庶民が見てたら「頭が高い」と言われるんでしょうけど、もう、ずっと笑顔で見つめてしまいました(笑)キレイでした(笑)
普段は氷上で薄着だと思うんですが、撮影現場は夏で羽織袴に髷カツラで相当暑かったと思いますが、何度も何度も繰り返す撮影に文句言わず参加してくださったのが、さすが世界一のアスリートだと思いました。

中村義洋監督 コメント

ついつい豪華キャストにしてしまったため、彼らが「殿様=雲の上の人」と仰ぐ俳優さん、というのがなかなか見つからなくなってしまいました。そんな時に出たのが羽生さんの御名前。これはもう、問答無用の雲の上の人で、かつ、この映画の舞台となる宮城県の御出身ですから、どこかで伊達の殿様との縁やゆかりがあったとしても不思議じゃありません。現場では、その立ち居振る舞いから目力の強さ、澄んだ声まで、殿様としての説得力に満ち溢れておりました。それにしても、この伊達の殿様は、今や仙台藩どころか日の本一となり、果ては世界までも征服されておられるわけですから、本当にとんでもない人をキャステングしてしまったもんだよなあと、僕ら自身も今だにおののいている次第です。

池田史嗣プロデューサー(松竹) コメント

江戸時代、庶民が殿様に直接会うことなど、ほとんど有り得ないことであったと聞きます。しかし史実として、伊達の殿様は吉岡宿の町人たちに会ったということが、記録に残されています。目の前にいきなり殿様が現れた時の、一般庶民の驚愕の表情はどんな感じだったのか・・・
阿部サダヲさんを始めとした、クセ者揃いの中村組オールスターキャストをも圧倒する存在はもはや、役者ではないのではないかと監督が言い出し、内心では無理に決まっていると思いながらもダメ元で出したオファーの結果、奇跡だとしか思えませんが、スクリーンにあの国民的英雄が登場することとなりました。それも、並み居るトップクラスの俳優さんたちを圧倒する存在として。
このことは撮影当日まで現場内でも極秘扱い。リハーサルを終え、煌びやかな衣裳で登場した彼を見たときの皆の表情といったら・・・まさに、江戸時代、殿様が突然現れた時の主人公たちの表情と全く同じだったのではないかと思います。
この映画は笑って泣ける痛快時代劇ですが、250年の長きにわたり封印されてきた、信じられないような感動の実話でもあり、震災の時に世界中が驚いた日本人の根源的なマインドが、作品の中に込められています。そしてお話の舞台は羽生さんの地元である宮城県仙台。故郷のために役立てるなら、ということが出演の大きな理由だったと聞いています。どこまでも大きな故郷への思いと、それを実際に行動に移してしまう実行力に、心から敬意を表します。一方で撮影現場では何事にも興味深々、同じ表現者として共演の役者さんたちに次々と質問を投げかけ、この機会にあらゆることを吸収しようとする良い意味で貪欲な姿勢には、さすが世界王者だと頭が下がる思いでした。
「殿、利息でござる!」少し変わった作品名ですが、タイトルにある「殿」は・・・
もう、お判りですね。是非、劇場でその華麗な姿を目撃してください。どうぞお楽しみに。

20160204-tonorisoku-sub2.jpg(c)2016「殿、利息でござる!」製作委員会20160204-tonorisoku-sub3.jpg(c)2016「殿、利息でござる!」製作委員会20160204-tonorisoku-sub4.png(c)2016「殿、利息でござる!」製作委員会20160204-tonorisoku-sub6.jpg(c)2016「殿、利息でござる!」製作委員会20160204-tonorisoku-sub5.jpg(c)2016「殿、利息でござる!」製作委員会

■公開情報
『殿、利息でござる!』
5月14日(土)全国ロードショー
原作:磯田道史『無私の日本人』所収「穀田屋十三郎」(文春文庫刊)
出演:阿部サダヲ、瑛太、妻夫木聡、竹内結子、松田龍平ほか   
監督:中村義洋      
製作:「殿、利息でござる!」製作委員会
配給:松竹
(c)2016「殿、利息でござる!」製作委員会
公式サイト:www.tono-gozaru.jp

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