ジャニーズWEST重岡大毅、『殿、利息でござる!』に阿部サダヲの息子役で出演決定

重岡大毅、『殿、利息でござる!』に出演へ

 阿部サダヲ主演で2016年5月14日に公開される『殿、利息でござる!』に、ジャニーズWESTの重岡大毅が出演していることが発表された。

 『殿、利息でござる!』は、『武士の家計簿』などの著作で知られる磯田道史著『無私の日本人』の一編「穀田屋十三郎」を、『ゴールデンスランバー』『予告犯』を手がけた中村義洋監督が映画化した、エンターテインメント実録時代劇。江戸時代中期の仙台藩吉岡宿を舞台に、年貢の取り立てや労役で困窮する宿場町を守るため、一世一代の“金貸し”事業で、疲弊する宿場町を救った町人たちを描く。

 造り酒屋を営むかたわら、宿場町の行く末を心から憂う主人公・穀田屋十三郎役の阿部サダヲをはじめ、町一番の知恵者である茶師・菅原屋篤平治役の瑛太、十三郎の弟で、造り酒屋の浅野屋の主・浅野屋甚内役の妻夫木聡らが出演する。

 このたび出演が発表された重岡が演じるのは、阿部サダヲ演じる穀田屋十三郎の息子、穀田屋音右衛門。幼い頃に母を亡くし、父と妹との3人暮らしの中、家業の造り酒屋を支えてきたしっかり者で、家のことよりも宿場町を救いたいと私財を投げ打つ父に、激しく反発する役柄になっている。

穀田屋音右衛門(こくだや・おとえもん)役 重岡大毅(ジャニーズWEST) コメント

豪華俳優陣、スタッフ、そして中村監督と共に、この作品に携われた事を嬉しく思います。
役どころは、阿部サダヲさん演じる穀田屋十三郎の息子の、音右衛門です。
しっかりものの音右衛門ですが、人の為に私財を投げ打つ父に、激しく反発します。
そんな音右衛門を精一杯、沢山の人に支えられながら演じました。
この作品は現代人が、忘れているかもしれない、大事な心を思い出させてくれる、素敵な作品だと思います。
是非劇場でご覧になって、沢山笑って、そのぬくもりを肌で感じて下さい!

中村義洋監督 コメント

重岡くんが演じたのは、嫌〜なヤツです。でも重岡くん本人はいじられ上手の、本当にいいヤツで、こんなんであの嫌なヤツを演じられるのかなと不安になりましたが、カメラが回ると、実に、ものすご〜く、嫌なヤツになるんです。これは重岡くんファンも重岡くんを嫌いになるに違いないな、と思いましたが、そんな嫌なヤツも変わるわけで・・・そこに一縷の望みをかけて、「嫌なヤツ・重岡くん」を観てもらえれば嬉しいな、と思います。

池田史嗣(松竹)プロデューサー コメント

今回の中村組はまさにオールスター、主演級勢揃いの錚々たるメンバーの中、重岡さんは全く憶すことなく持ち前の明るさで現場にとけ込みつつ、いざ本番では本来の天真爛漫さを封印し、高い集中力で難役と向き合い、しっかりと期待に応えてくれました。芝居勘が良く、度胸満点で魅力的、映画俳優としても大器であることは間違いない、と思います。そんな重岡さんの勇姿、どうかお見逃しなく。
 
■作品概要
『殿、利息でござる!』
2016年5月14日(土)公開
出演:阿部サダヲ、瑛太、妻夫木聡、竹内結子、松田龍平 ほか
監督:中村義洋
脚本:中村義洋、鈴木謙一
原作:磯田道史『無私の日本人』所収「穀田屋十三郎」(文春文庫刊)
製作:「殿、利息でござる!」製作委員会
配給:松竹
(c)2016「殿、利息でござる!」製作委員会
公式サイト:www.tono-gozaru.jp

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