【漫画】女子高生が青春を捧げる部活動といえば……? 夏の匂い煌めく『怪獣部』

【漫画】JKが青春を捧げる部活といえば?

 「怪獣」と「女子高生」という組み合わせの創作漫画『怪獣部という部活動に励む女子高生』。Xへ投稿された続編では、怪獣部の存続をめぐる騒動に加え、主人公・芹沢の過去や家族との関係にもスポットが当てられ、物語世界がさらに広がる内容となっている。

 作者のitochinさん(@itochin_d)に、続編を制作した経緯やストーリー構成で意識したことについて話を聞いた。(望月悠木)

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『怪獣部』(itochin)

【漫画】女子高校生が“特撮”に青春を捧げる? 風変わりな部活動を描く『怪獣部』が激エモ

仲間と共に熱い青春を送っているのは、なにも野球部や吹奏楽部といったメジャーな部活に限らない。Xに7月上旬に投稿された『怪獣部』で…

今後の制作予定は?

――改めて昨年「怪獣部という部活動に励む女子高生」を制作した経緯を教えてください。

itochin:SNS上でフォロワーさんたちが投稿されている漫画を読んでいるうちに、「自分でも何か描いてみたい」と思うようになりました。テーマを探す中で、自分の興味のある特撮と、親しみを持って読んでもらうために女子高生が登場する物語になりました。

――今回はその続編を投稿しましたが、なぜ続きを制作したのですか?

itochin:「続編を描きたい」というよりは、前回で伝えきれなかった部分、主人公の芹沢の過去、芹沢の部員・部活に対する思いみたいなものをもう少し付け加えたかったため、今回制作しました。

――廃部の危機に直面した怪獣部の奮闘が描かれていましたが、ストーリーをどう構成しましたか?

itochin:廃部の危機というのは王道ではありますが、自分自身「描いてみたい」という気持ちが強くて、この切り口にしました。また、怪獣部には困難や逆境にさらされても、自分たちなりに乗り越えていく姿が似合うと思います。それが決してハッピーエンドではなくても、最後に何か小さな幸福があれば彼女たちは救われるんじゃないかなと。そこを意識してストーリーを考えていきました。

――今回も確かに「ハッピーエンド」とは言えない内容でしたね。

itochin:「彼女たちに本当にこんな大胆なことが出来るのか」とか、“非常ベル作戦”は最後まで悩みましたが、インパクトと現実味を考えて、この作戦に至りました。ただ、これが成功してしまえば現実味が薄れて白けてしまうし、そもそも実際に学校で非常ベルが鳴っても誰も走らないよなと。「リアリティの中に面白さがある」と思っているので、そこは意識して描きました。

――今回は芹沢の妹・ももが登場しましたが、新キャラを登場させた狙いは?

itochin:前々から妹を出したかったんですよね。妹が登場することで、芹沢の過去や内面を伝えることができると考えました。自宅でのちょっとしたやり取りからも、芹沢に人間味を与え、「より興味を持ってもらえるんじゃないか」と思いました。

――また、ももの設定などはどう決めていったのですか?

itochin:まず怪獣部の陰のサポート役というかキーパーソンとして作り上げました。性格は芹沢とは真反対の破天荒でありながら、姉想いで友達想いの一面もある、周囲に好かれるタイプだと考えています。ちなみに、モデルというのはありませんが、怪獣でいうと「バラゴン」が「アンギラス」でしょうか。

――次回のエピソードの掲載予定などは決まっているのですか?

itochin:次回はまだ考えていません。「こんな展開なら読みたい」と思えるストーリーが思いついたら描くと思います。

――今後はどのように漫画制作を展開していく予定ですか?

itochin:私生活の中で漫画を描くのは、とても体力が必要です。なので、なかなか描けませんが、完成して読んでもらった時のあの喜びは忘れられないので続けていきたいと思います。そして、いつか自分のイラストや漫画がより多くの人たちに届き、「なんかいいな」と感じてもらえたら嬉しいです。

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