【漫画】漫画家3人が江ノ島で原稿合宿、何も起きないはずはなく……戦慄のエッセイ漫画『江ノ島原稿合宿レポ』

【漫画】漫画家3人、江ノ島で原稿合宿

 「合宿」と聞くと、運動系の部活動がイメージされやすい。ただ、合宿は運動部だけの、そして学生だけのものではない。


 Xに投稿された『江ノ島原稿合宿レポ』では、『青騎士』(KADOKAWA)で連載中の『滅亡天使ほろぶちゃん』の作画担当・水田マルさん(@mizutamaru777)、『サン=テグジュペリは夢をみる』(イースト・プレス)の作者・すみれちゃんさん、『にゃこと博士』(KADOKAWA)の作者・空次郎さんの3人が参加した合宿の様子が描かれている。

 “大人の青春”が伝わるのんびりとした空気感が魅力的な本作を手掛けた水田さんに、制作した背景などについて話を聞いた。(望月悠木)

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『江ノ島原稿合宿レポ』(水田マル)

合宿の収穫と想定外


――なぜ『江ノ島原稿合宿レポ』を制作したのですか?

水田:「コミティア」に何か出したかったのですが、時間が全くなかったので、「手っ取り早く作れそうなもの」ということで本作を制作しました。制作期間4日で完成させたのですが、当初は20ページくらいを予定していたものの、最終的に44ページになってしまい、制作中は死ぬかと思いました。


――ちなみに、本作は水田さんが体験したノンフィクション作品ということでよいですか?

水田:ノンフィクションです。私はすみれちゃんを口論の末に手をかけ、空次郎と一緒に江ノ島に埋めましたが、すみれちゃんはゴキブリ並みの生命力を持っていたため、生き返ってしまいました。

――エスカーのチケットをなくしたりなど、いろいろなエピソードが描かれていましたが、当時の記憶を思い出しながら描いたのですか?

水田:全員協調性がないため常に何か事件が起こりそうな状態が面白く、何かに使えそうな気がしたので、その日にあった出来事をその日の夜に全てメモしていました。それを頼りに漫画を描きました。

――3人の会話劇も当時のまんま?


水田:そうですね。会話ごとメモしていたのでかなりそのままです。ただ、そのときの空気感をなるべく再現するように、間の取り方は意識しました。

――そもそも、合宿を開催した経緯は?

水田:旅行がしたかったのですが、それと同時に漫画も描きたかったので、どちらもできる合宿にしました。

――ちなみに、合宿の成果について教えてください。


水田:物量だけで見ると、1人で黙々とやっているときほどは進みませんでした。ただ、後回しにしていた作業を無理やり進めることができたので、その点は有意義だったと思います。会話中に手持無沙汰になったおかげで、メール返信などの細かいタスクが消化できたのが有難かったです。

――また合宿を開催することがあれば、気をつけたいことはありますか?


水田:すみれちゃんの生命力を侮っていました。次は穴をもっと深く掘ろうと思います。


――水田さん、すみれちゃんさん、空次郎さんのビジュアルはどう作りましたか?


水田:それぞれのXのアイコンを、自分の手癖でアレンジしました。なんか種族のバランスが丁度いい組み合わせですよね。

――最後に、今後の漫画制作の目標などを教えてください。

水田:いろいろとやることを抱えてはいますが、まずは作画を担当している『滅亡天使ほろぶちゃん』が、良い感じにいってくれれば嬉しいです。

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