乃木坂46・久保史緒里、初エッセイ『LOST LETTER』発売 卒業前の思いを綴る

乃木坂46・久保史緒里のエッセイ『LOST LETTER』が2025年12月16日(火)に幻冬舎より発売される。
久保史緒里は2025年11月に乃木坂46を卒業する予定。グループ在籍9年間の軌跡と心の軌道を、等身大の言葉で綴った初の書き下ろしエッセイ。久保がアイドルとしての日々の中で書き続けながらも、渡せなかった約150通の手紙が元となる。
卒業発表直前、彼女は屋久島を訪れ、その手紙を火にくべるという行為を通して、自身の過去と向き合った。その旅の道中や縄文杉への登山で去来した思いを綴ったエッセイと、「嫌われたくない人間」であると自覚する久保の読者に宛てて、その人生経験を凝縮して書き下ろした「17通の手紙」からなる1冊。
撮影は写真家の細居幸次郎と田中瞳。手紙を燃やした屋久島の夜、そしてこれまで手紙を綴ってきた自宅で撮り下ろされた写真が掲載され、文章とともに彼女の内面の変化を視覚的にも伝える。さらに、幼少期から現在に至るまでの歩みを語るロングインタビューも収められており、読者はひとりの人間・久保史緒里の全体像に迫ることができる。
久保は「24年間で得たものを一度ここに置いていきたい」とコメントし、グループ卒業を人生の節目として捉えている。自身を「人の目を気にしすぎる人間」と表現する彼女が、なぜアイドルという環境を9年間生き抜けたのか。その問いへの答えが、この本の中に描かれている。
久保史緒里 コメント
長いこと、アイドルを卒業するときに、これまでの生き方を自ら綴った本を作りたいと思っていました。乃木坂46からの『卒業』は私にとって、人生の大きな節目であると自覚していたからです。24年間で得たものを、一度ここに全て置いていきたい。人の目を気にしすぎる心で、どうしてアイドルという社会を9年間生き抜くことができたのか。何故、私はわたしなのか。この本が、生きづらい世の中で今日を生きるための休憩所に少しでもなれば嬉しいです。
著者プロフィール
久保史緒里
2001年7月14日生まれ。宮城県出身。2016年乃木坂46に加入。2022年「乃木坂46のオールナイトニッポン」2代目パーソナリティに就任。2023年写真集『交差点』を発売。ドラマ「どうする家康」「落日」「あんぱん」や、映画「ネムルバカ」「ほどなく、お別れです」「恒星の向こう側」など、俳優としても活躍。2025年11月、乃木坂46を卒業する。
■書誌情報
『LOST LETTER』
著者:久保史緒里
価格:2,200円(税込)
発売日:2025年12月16日
出版社:幻冬舎
撮影/細居幸次郎






















