女優・安田成美のエッセイが発売 名作『星の王子さま』をヒントに過去の記憶を辿る12篇

女優・安田成美のエッセイ『星の王子さま 私をつくっている大切なものたち』(きずな出版)が、5月23日に発売される。
【画像】安田成美のエッセイ『星の王子さま 私をつくっている大切なものたち』の内容は?
安田成美は、1966年生まれ。東京都出身の女優。1981年にCMでデビューし、アニメ映画『風の谷のナウシカ』のイメージソングで歌手としてデビューし、注目を集める。その後、『同・級・生』(1989年) など多数のドラマや映画、CMに出演。1994年に結婚し、現在は二男一女の母。著書に『愛だナ!』(主婦の友社)、『日々を編んでいく』(宝島社)がある。
本書は、サン=テグジュペリの名作『星の王子さま』の中から印象的な一節を選び、その言葉を手がかりに、著者である安田成美が思い出す出来事や想いを綴ったエッセイ集である。
幼少期の記憶、女優として歩み始めた頃の戸惑いや希望、母として子どもと過ごした日々の記憶など、人生のさまざまな場面が丁寧に描かれている。全12篇からなる珠玉の物語が並び、読み進めるうちに、読者は自身の心にもそっと触れることになる。
また、本書に掲載されているすべてのイラストは、安田成美自身による描き下ろしであり、ページをめくるたびに、読者の記憶の奥に眠る「大切なもの」を呼び起こしてくれる。
本作は、2024年10月に開催された安田成美による朗読劇「星の王子さま」をきっかけとして誕生したエッセイ集でもある。朗読劇の台本から抜き出された言葉とともに、愛、人生、別れ、死、成長、命といった普遍的なテーマを、安田成美らしいやさしさとユーモアで包み込んだ一冊となっている。
2025年7月には第2回朗読劇の開催も予定されており、本書とあわせて楽しむことで、より一層深い感動を味わうことができるであろう。
書籍情報
『星の王子さま 私をつくっている大切なものたち』
著者:安田成美
定価:本体1,500円+税
判型:四六判並製/128ページ
ISBN:978-4-86663-281-0























