2.5次元でも活躍・草地稜之 “攻めた”タイトルをつけた意味「限界を超えた写真を見てもらえたら」

ダンス&ボーカルグループENJINのRYONOとして、そして俳優として活躍中の草地稜之(くさち・りょうの)。俳優としては、ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン、『暁のヨナ』、舞台『おそ松さん on STAGE 〜SIX MEN'S SHOW TIME〜 2nd SEASON』、『ブルーロック』3rd STAGEなど、次々と人気の2.5次元作品に出演している。次世代を担う俳優として、その人気は加速中だ。
【写真】1st写真集のアザーカットやポーズをとる草地稜之の画像
■「どの僕もかっこいい」1st写真集に覗かせる自信
――記念すべき1st写真集発売おめでとうございます。発売を控えた現在の心境を教えてください。
草地稜之(以下、草地):写真集って僕の中では有名な方が出すイメージだったので、嬉しい気持ちと「僕ができるの?」という戸惑いが大きくて。本当に今出すべきなのか、まだ早いんじゃないかと悩みましたが、マネージャーさんの後押しや、母からの「やった方がいい」という言葉を受けて、悔いの残らないように取り組みました。
――初めての写真集撮影はいかがでしたか。
草地:2日間の撮影でしたが、すごく楽しかったです。ただ、僕は普段、写真を撮るときに顔をキメちゃう癖があって……。今回も無意識にキメようとしてしまって、最初のうちはカメラマンさんに何度も「もっと崩していいよ、自然に」と声をかけられました(笑)。
いつも通りのキメた写真もあれば、オフっぽさのある自然体な街歩きの写真もある。海の撮影では初めてはだけた写真も撮りました。いつもと同じような姿を見せても、変わり映えがなくて面白くないじゃないですか。せっかくの写真集なので、色んな僕を見てもらえる1冊になればいいなと思っています。
――色々なシチュエーションで撮影されていますが、草地さん発案のものはありますか?
――他に印象に残っているエピソードや、特に好きな写真を教えてください。
草地:めちゃくちゃ寒かった海も記憶に残っていますが、やっぱり印象的だったのは、“黒王子・白王子”をテーマに撮影した東京プリンスホテルさんでのロケです。実はあの部屋はロイヤルスイートルームなんです。あの豪華さにテンションが上がりました。僕はENJINというグループの“ビジュアル担当”としてプリンス的な活動もしているので、それを考慮してロケ地を選んでくださっていて。他にも、大好きなお寿司や、高校時代バスケ部だったことなど、僕のパーソナルな部分を引き出してもらった写真がいくつもあります。
好きな写真は……選ぶのが難しいですね。ただひとつ言えるのは、「どの僕もかっこいい」!(笑) その中からあえて選ぶなら、海で撮影した見開きのページかな。試し刷りされたそのページを見たときに「自分の写真集が本当に出るんだ」と改めて実感できて、すごく不思議な気持ちになった写真です。