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 続いて、本ランキング1位を獲得したのは、日本人だけでなく海外の観光客も多く訪れる今年の「さっぽろ雪まつり」の大雪像を飾った異世界転生系の金字塔、川上泰樹・伏瀬らによる『転生したらスライムだった件』28巻(講談社)。昨年にはテレビアニメ4期と、劇場版第2弾の制作決定が発表された。劇場版は「蒼海の涙編」と題し、2026年2月に公開されることが明らかとなり、陽の光が差し込む海の中で髪を幻想的に揺らめかせるリムルを描いたティザービジュアルも合わせて公開。勢い衰えず独走を続ける本作の今後から目が離せない。


 さらには、本ランキングの3位には、コミックスからより洗練されたキャラクター達の色彩鮮やかなイラスト集がついた「特装版」がランクイン。スピンオフ作品である、戸野タエ・伏瀬らの『転生したらスライムだった件 異聞 ~魔国暮らしのトリニティ~』11巻(講談社)が8位、カジカ航・伏瀬らの『転生したらスライムだった件 クレイマンREVENGE』6巻(講談社)が10位と同時に初登場しており、他キャラクター達も読者から愛されていることがわかる。


 2位には、「全国書店員が選んだおすすめコミック2025」で1位に輝き話題沸騰中の、晴田巡・荒瀬ヤヒロによる『おひとり様には慣れましたので。 婚約者放置中!』2巻(一迅社)が初登場。両思いであるにも関わらず婚約者から放置されたことで「おひとり様」の気楽さに目覚めたニコルのラブコメディーだ。ありふれた展開のようでその実、天真爛漫におひとり様を楽しむ姿と、しっかりと愛を育む二人は唯一無二だ。

 6位は、かわぐちかいじ・八木勝大らによる『空母いぶき GREAT GAME』15巻(小学館)。前作が2014年から連載を開始し、西島秀俊・佐々木蔵之介を主演に映画化されるなど根強いファンを持つ軍事作品だ。通販サイトAmazonには、「現在の世界情勢を踏まえてリアリティがある」や「丁寧で分かりやすく、引きずりこまれる」といったコメントが多数送られている。読み出したら最後、手に汗握るほどのあまりのリアリティにページを捲る手が止まらなくなるだろう。

 7位は、「みんなが選ぶ!!電子コミック大賞2025」の異世界部門を受賞した、友麻碧・藤丸豆ノ介による『傷モノの花嫁』6巻(講談社)。幼い頃に跡が残るほどの傷が顔にできたことがきっかけで一族から迫害を受けていた主人公・菜々緒のシンデレラストーリーだ。虐げられる度合いが他の作品と一線を画すほどだが、長年「呪い」に苦しめられてきた夜行との出会いが彼女を大きく変えていく。菜々緒の秘めていた思いが溢れる8話は涙なしには語れない。

※参考:日販「週間ベストセラー」https://www.nippan.co.jp/ranking/weekly/

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