ホラー業界が注目する賃貸物件の救世主「オバケ調査」とは? 事故物件エピソードが待望の書籍化

賃貸物件の救世主「オバケ調査」とは?

 書籍『告知事項あり。 その事故物件で起きること』(著:株式会社カチモード代表取締役社長・児玉和俊)が1月22日に発売された。

 少子高齢化が進む現代の日本では、2021年から死亡数が過去最高を更新し続け、多死社会に突入したと言える。国立社会保障・人口問題研究所の調査では、この傾向は2040年代まで続き、年間の死亡数は160万人に達すると予想され、孤独死や自殺の増加が懸念されている。

 そうした社会状況の中で、事故物件の価値を回復させるために「オバケ調査」をビジネスとして起業したのが、株式会社カチモード。オバケ調査とは事故物件で映像や音声、大気圧やサーモグラフィーなど8項目による調査を実施し、その物件でオバケが出ないことを科学的なアプローチによって実証するもの。

 事故物件の増加と、それにより物件価値の低下に悩む不動産業界において、物件の価値を回復する一助になることが期待されている。

 本書では不動産管理会社に15年間勤め7,000件以上の物件を内見してきた著者が、今まで実際に体験した不可解なエピソードを収録。書籍の発売に先駆けて、2025年1月10日、YouTubeチャンネル「オバケ調査のカチモードちゃんねる」が開設された。

■あらすじ
【注意】※これは、フィクションではありません。
存在しないはずの302号室の鍵、
浴室の点検口から出入りする謎の男、
突然喋り出す遺品の人形、
毎夜ガラス越しに現れる黒い影、
前触れもなく失踪した不動産の営業マン、
火災を逃れ残った不思議な絵、
深夜に背後から覗き込む気配――

――部屋を探すときは、「告知事項」にご注意ください。

事故物件で起きた出来事をはじめ、著者自身が実際に体験した不思議なエピソードを書籍化。本当に怖いのは、事故物件なのか? それとも……
不動産管理会社の営業マンとして約7,000室の物件を内見し、日本で初めて“オバケ調査”を行う株式会社カチモードを起業した著者による実録集。

■商品概要
『告知事項あり。 その事故物件で起きること』
発売日: 2025年1月22日(水)
価格: 1,650円(税込)
仕様: 四六判・256ページ
ISBN: 978-4-07-460664-1
発行: イマジカインフォス
発売: 主婦の友社

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