『マツコの知らない世界』サウナ特集で脚光! サウナカミーナが追求する「カッコよさ」とは?

サウナカミーナが追求する「カッコよさ」

上野「みんなカッコいいし、すごいと思いますね」

上野勇希:2016年デビュー。174センチ、78キロ。爽やかな王子様キャラながら、鍛え上げた肉体でシリアスな試合もこなすアスリート系の一面も。2023年には団体最高峰のベルトKO-D無差別級王座を獲得、DDTの頂点に登り詰めた。

ーーそんな感じでいつもふざけてるようでいて、実は熱いというのが、このフォトブックに納められた座談会を読んでも伝わってきます。

勝俣 僕たちはプロレスラーですけど、「これをやるんだ」という1個のことを目標にしてるんじゃなくて、もっとDDTを大きくしたいとか、サウナも広めたいとか、いろんな野望があるんですよ。その志がみんな大きいし、熱量も高いから、お互いに力になってるというのはありますね。

上野 MAOちゃんなんて、プロレスのことになるとホントに熱いですから。ユニットとしても、もっとこうしていこうというのは、いつも話してますし。

勝俣 それこそ月一で泊まって話し合ってるからこそ、みんなの認識が一緒になってると思います。誰かがブレそうになったとしても、そうだよねって、みんなで話し合って納得いくようなものを作っていくというのがThe37KAMIINAのいいところかもしれないですね。

MAO そういう話し合いとかに、To-yはあんまり入ってこないから、いつも大丈夫かよと思ってたんです。

上野 お兄さんたちが熱くなってるところを、ただ見守ってる。

To-y 僕はみなさんの普段の会話ですら入っていけなくて、聞いてるばかりになることが、めっちゃ多くて。それでも自分なりに考えて、影響はされてます。たぶんブレまくってもいるんですけど、そこに先輩たちにギューッと正してもらって……。

MAO いや、あんまりそういう表現を使うとパワハラみたいに聞こえるから(笑)。

To-y でもそれが吸収できて、いい方向になっているのは、The37KAMIINAにいるからこそだと思います。みなさんの考えはそれぞれ違うんですけど、どれも正しい道があって、それを間近で見れるのは本当に勉強になります。

MAO この本に載っている座談会のときは、まだ自信がないとか、うまく言葉も出ないと言っていたんですけど、この間、リング上でマイクを取ったときに、ちゃんときっちり自分の言葉で熱いことを語りだして。黙ってたけど、ちゃんと吸収してたんだなって安心しました。

ーー先日、後楽園ホールで行われた試合後にTo-yさんがマイクを握って「心がどんなに折れても悔しくても、最終的にイラついても、勝って勝って最後はプロレスを楽しむんだよ! プロレスを好きになるんだよ!」と対戦相手にアピール、会場からは大きな拍手が巻き起こりました。

To-y その後楽園で言ったことは、自分にずっと問いかけて、それこそ自分が今どこにいるか、ずっとわかんなかったからこそ、出てきた言葉で。相手だけに対して言ってるわけじゃなくて、自分にも言ってる言葉なんです。

勝俣 僕はその時にケガで欠場して、本当に落ちてた部分があったんですけど、なんか僕にも言われてるなって感じましたね。この先どうしようとか思ってたけど、 それでもプロレスを楽しむんだよって、言われた気がして。

上野 この本に載ってる座談会を呼んで、あらためてあのTo-yのマイクを見ると、たぶん刺さるものはあるんじゃないかなと思いますね。

ーーThe37KAMIINAは、いまやプロレス界を代表するイケメンユニットも呼ばれることもありますが、お互いに誰が1番カッコいいと思いますか? 

勝俣 僕はやっぱり上野さんのことはカッコいいと思いますね。もちろん見た目もイケメンだし、この王子様キャラは上野さんにしかできない。けど、性格がすごく真面目で、何に対しても全力で、そこがカッコいい。今のDDTを背負って、常にDDTとプロレスのことを考えていて、これは僕とやっぱり違う部分なので、憧れる部分はあります。

上野 僕は誰がいちばんというよりは、みんなカッコいいし、すごいと思いますね。MAOちゃんはクリエイティブの塊で、自分が表現したいものをしっかり持ってる。誰にも真似できないものを常に探し求めているという、ロック魂というんですかね。これは男なら誰しもカッコいいなと思う部分です。そして、瞬馬くんなんか見てください、この元気の塊。常に明るい。怒ってる時でも明るいんです。これで周りは自然に救われているし、安心できる。勝俣瞬馬がいれば大丈夫という気持ちにさせられるのがホンマにカッコいいと思います。To-yは、この間のマイクもそうですけど、この写真集を見て、けっこう見た目もカッコいいやんと思い直しましたね。ほんとに実力派の俳優みたいなんですよ。

To-y「これだけ見てたら、試合をしてる姿が想像できないかもしれない」

To-y:2020年デビュー。177センチ、80キロ。21年にThe37KAMIINAに加入。絶妙な愛されキャラで個性を発揮。人気・実力ともに急上昇中の注目株。

ーーそんな実力派俳優のTo-yさんは?

To-y やっぱりMAOさんですね。僕は漫画をよく読むんですけど、どんな作品でも好きになるキャラが、自分を持っていて、自由に生きているようなタイプなんですよ。 例えば『セブン☆スター』っていうケンカ漫画があるんですけど、それに出てくる石原裕次郎っていうキャラクターがMAOさんに似てるなって。めっちゃ自由で、ちょっとバカなんですけど、同じ雰囲気があって。

MAO ちょっとバカというのは、確かに認める。

上野 自由だけど、その根っこに熱い気持ちがあるからこそ、バカな発想も出てきて、それを有言実行できるっていうのがMAOのカッコよさだよね。

MAO  僕もみんなカッコいいと思うけど、最近よくなってきたのはTo-y。試合直後にTo-yにカッコよかったよって声掛けることが増えたんですけど、あれは心配してるんじゃなくて、ホントにかっこいいねって報告してるだけなんですよ。その伸びしろというか、上昇率がすごいんで、この調子でもっともっとカッコいい男になってほしいな、と。

ーーお話を伺っていると、この4人は本当に「交差」してますよね。熱波という名の熱い気持ちが交差してます。

上野 ホンマですよね。いい試合だった時はみんな褒めるし、ダメな時はアドバイスくれるし。それをお互いに構えないで言い合えるから、我ながらいいユニットだなと思います。その確認にもなるので、このフォトブックは年一ぐらいで出し続けてもらったほうがいいですね。

ーーでは、今回はとりあえずの第一巻ということで(笑)。そのはじめとなる一冊は、どんな人に届いてほしいですか。

勝俣 サウナ関係の活動で僕たちのことを知ってくれて、プロレスを見に来てくださる方も多いんですけど、改めてこの写真集がキッカケで興味を持ってくれる人がいれば嬉しいですね。プロレスファンの人が、プロレスをあまり知らない友達に「こんな選手がいる」という資料として見せやすいと思うし。

上野 試合の写真もコスチュームの写真も載ってないですからね。この人たちが、どういう風に試合してるんだろと興味を持ってもらって、会場に行きたくなるキッカケになればいいと思います。

To-y 確かにこれだけ見てたら、試合をしてる姿が想像できないかもしれない。

上野 To-yなんて試合を見に来たら、いちばんギャップがあるというか、驚くと思う。『マツコの知らない世界』に出させてもらったときの、あの雰囲気のTo-yくんと、試合の時はやっぱ全然違いますから。

MAO この本をみて、この勝俣瞬馬というのはちょっとバカっぽいなという印象を持って試合をみると、ほんとにバカっぽいです。いきなり自分で自分のこと応援し始めたりとか、イメージ通りで清々しくてファンになります。

勝俣 とにかく写真集で僕たちのイメージを膨らませていただいて、会場まで試合を見にきてくれれば嬉しいです! 

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