『マツコの知らない世界』サウナ特集で脚光! サウナカミーナが追求する「カッコよさ」とは?

サウナカミーナが追求する「カッコよさ」

 肉体の極限まで駆使したアスリート系プロレスから、路上プロレスをはじめとしたバラエティな試合などを次々に仕掛け、話題を集めるプロレス団体DDT。

 そのDDTで人気・実力共にトップクラスのレスラーによるイケメンユニット「The37KAMIINA」(サウナカミーナ)。サウナとプロレスをこよなく愛する4人は、『マツコの知らない世界』のサウナ特集にも出演、そのビジュアルと個性あふれるキャラクターで話題を呼んだ。

 そんなリング内外を席巻する4人が、初のフォトブック『交差する熱波』(徳間書店)をリリース。その撮影秘話と、それぞれが追求するカッコよさについて語りまくった。

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勝俣「関係性は「DDTサウナ部」の頃からずっと変わらない」

勝俣瞬馬:2014年デビュー。167センチ、75キロ。スピードを活かしたトリッキーな試合が持ち味でハードコアやデスマッチにも挑戦。DDT EXTREME王座にも2度輝いている。サウナ好きが高じて、千葉県・館山にある「Sea Sauna Shack」の支配人も務めている。

ーー初のフォトブックですが、ページをめくるたびに4人の仲の良さが伝わってきます。

勝俣 お互いに気を使わない関係性は「DDTサウナ部」の頃からずっと変わらないですね。もともと僕がサウナが好きで、よく一緒に行ってたメンバーが、タケちゃん(竹下幸之介、現在はDDTと米国の団体AEWの二団体に所属)、MAO、上野。それがリング上でも活動するユニット「The37KAMIINA」になって、そこにTo-yが入ってきたという感じなので、本当に友達づきあいから始まってるんです。

上野 プライベートからの延長なので、本当に楽というか、居心地が良すぎるんですよ。

MAO このメンバーになら、どこを見られても恥ずかしくないです。すでにお互いのお尻の穴まで見てますから。

To-y 確かに、ぜんぶ見られてる。見たくないけど、みなさんのも見てます。

勝俣 プロレスもそうですけど、サウナも裸の付き合いなんで、そこから始まってるのは大きいと思いますね。

ーー男子プロレスラーのユニットでフォトブックまで出るというのは、いままであまりなかったですし、画期的なことだと思います。

MAO こんなにちゃんとした本になるとは想像してなかったです。内容も座談会とか質問コーナーとか読みものも多くてめちゃくちゃ濃いし、ビックリしました。

勝俣 会場用のグッズとして売るものじゃなくて、本屋で売ってる書籍になるというのはあまりないことですよね。

上野 直近だと、DDTの選手をレスリー・キーさんに撮っていただいた写真集があるんですけど、それはひとりひとりのページ数が少ないんです。僕たちだけで1冊なんて、これは思い切ったことをするな、と。

ーー撮影はいかがでしたか。

MAO 撮影日の朝に集合場所に行ったら、ロケバスがあったことにビビりました。スタッフさんの人数も多いし、これはガチの撮影だと……。

勝俣 DDTの社用車とかで、はいーって現場行って、ちゃちゃっと撮る感じなのかなって思ってたのに、ちゃんと化粧台とかついてる豪華なロケバスがあった。

MAO 一流のタレントさんとかじゃないとああいうロケバスには乗れないと思ってたので、僕の中でテンション上がってました。

上野 撮影に入る前も、まずヘアメイクして、衣装もちゃんと自分たちにあったサイズのものが用意してあって、ロケ場所の旅館にもご飯がいっぱい用意してあって。もうみんな普通に喜んで食べてましたね。

To-y めっちゃ食べました。

勝俣瞬馬 ふざけながら余裕で食べてたら、時間がなくなってきて。なにをしにきてるんだよって感じでしたね(笑)。

MAO「プロレスごっこしてると、いつもTo-yに締め落とされてます」

MAO:2015年デビュー。180センチ、85キロ。独特の発想力で縦横無尽に動き回り、路上プロレスでも存在感を発揮する。DDT UNIVERSAL王座戦線などで世界を股にかけて活躍。2024年のKING OF DDTトーナメントで優勝を果たした。

ーー修学旅行みたいな雰囲気の、プライベートっぽい写真がたくさんありますね。

上野 普段の僕たちそのまんまですね。この表紙になってる写真も、「こういうポーズを取ってください」と言われたわけではなく、いつもの感じでふざけていて、なんとなく重なり合ってたら、「それいいですね」という感じ撮っていただいたもので。

MAO これが表紙になるなんて、思ってもみなかったです。他の写真も事前に考えてたものはほとんどなくて、その場でみんなで「じゃあどうしましょうか」みたいな感じで作っていきました。

勝俣 というか、我々はいつも月1ぐらいでお泊り会をしてるんですよ。それで、いつも枕投げとか、布団の上でプロレスごっこをしてるので、それが写真集になったということなんですよね。

MAO プロレスごっこしてると、いつもTo-yに締め落とされてます。

To-y (ニコニコしながら)落としてはないですよ。

上野 お泊り会のとき限定の、To-yの必殺技なんですよ。

ーーその動画があれば「お泊り会プロレス」として公開して欲しいですね(笑)。本作には和気あいあいとしたカットだけでなく、キメキメのカッコいい表情も入ってますけど、この撮影はさすがに緊張したのでは……?

MAO いや、正直いって、もう慣れました。DDTって、会場販売用のポートレートを毎シーズンごとに新作を撮り下ろすんですよ。オフィシャルでこんなに出してるプロレス団体はたぶん存在しないと思うので、DDTは圧倒的に撮影に慣れてるレスラーが揃っていると思います。

上野 あのポートレート撮影は、今回のフォトブックのための練習やったんやね。ジャケット姿で撮影しているところも、緊張しないで、全然そのままの気持ちやったし。

勝俣 「GLAYっぽい」とか言いあって、ふざけてたよね。

MAO 僕は今回載せたかった写真があるんですよ。僕の昔からの夢で、レッドホットチリペッパーズの4人が、よく全裸でチンチンに靴下だけ被せてる姿になるんですけど、あれをどうしてもこの4人でやりたいというのがあって。前にお泊り会した時にみんなで靴下被せて、スマホ立ててタイマーで撮ったことはあるんですよ。俺の夢、叶ったんすよ。その写真も載せてほしかったです。

上野 そんなの絶対ムリやって(笑)。まぁ、お泊り会のときは、どこにも出せない写真ばっかり撮ってますからね。いつか、俺らが歳をとったときに「アホやったな」って、見返せればと思ってます。

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