雨穴『変な絵』が謎解きゲームに 2025年1月発売『変な絵』文庫版は巻末に注目

『変な絵』が謎解きゲームに? 文庫本巻末に注目

 小説『変な絵』(雨穴著、双葉社)の文庫版が2025年1月16日に発売される。本書の巻末には作品世界を舞台にした『ナゾ解きゲーム』が収録される。

 シリーズ累計120万部突破のミリオンセラー小説『変な絵』。今回発売される文庫版の巻末には、雨穴が制作協力し、現実と仮想の間の曖昧な領域に物語を紡ぎ出すクリエイター集団・第四境界が制作した『変な絵』の『ナゾ解きゲーム』を収録。

 そのほか本作のために雨穴が書き下ろした49ページにも及ぶ物語の前日譚『続・変な絵』も「文庫限定特典」として特別収録される。

■あらすじ
 オカルトサークルに所属する佐々木は、後輩の栗原からとあるブログの存在を教えられる。そこには、『あなたが犯した罪』という不穏なメッセージとともに、投稿者の妻”ユキ”が描いた「絵」が掲載されていた――。『風に立つ女の絵』『灰色に塗りつぶされたマンションの絵』『震えた線で描かれた山並みの絵』……9枚の奇妙な絵に秘められた衝撃の真実とは!? その謎が解けたとき、すべての事件が一つに繋がる! 書き下ろし前日譚『続・変な絵』では、物語の「本当の真相」が初めて明かされる。

■著者・雨穴コメント
この度『変な絵』の文庫版を発売することになりました。
はじめて知っていただく方はもちろん、すでにお読みいただいた方も楽しめる内容となっております。第四境界による、作品世界を舞台にした謎解きゲーム。そして、雨穴書き下ろしの短編小説「続・変な絵」がおまけとして付属します。
「続・変な絵」は、登場人物の7年後を描いた49ページの物語です。12歳になった今野優太が、母親が遺したメッセージの真意を探ります。
「『変な絵』はどんな話か知ってるよ」という皆様も、ぜひ作品に隠された真相をご覧ください。

■『第四境界』監督・藤澤仁コメント
短いながら雨穴さんと共同での作品作りは非常に幸福な時間でした。
雨穴ワールド拡張の一助となれていれば幸いです。

■書誌情報
書名:変な絵 【文庫】
発売元:双葉社
発売日:2025年1月16日
定価:858円(税込)
判型:A6判
ISBN:9784575528138

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「ニュース」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる