昆虫の美麗写真集『神秘の標本箱 ‐昆虫‐』 九州大学の昆虫学者・丸山宗利が手がける人気シリーズ第二弾
2024年度「動物学教育賞」受賞の昆虫博士・丸山宗利が手がけた昆虫の写真集『神秘の標本箱 ‐昆虫‐』(KADOKAWA)が2024年12月11日(水)に発売された。
丸山宗利は、九州大学総合研究博物館准教授の昆虫学者。国立科学博物館、フィールド自然史博物館(シカゴ)研究員を経て2008年より九州大学総合研究博物館助教、2017年より准教授。アリと共生する昆虫を専門とし、国内外で数々の新種を発見した。
前作『驚異の標本箱 -昆虫-』が発売されたのは4年前。今回発売される『神秘の標本箱 ‐昆虫‐』は、2024年日本動物学会「動物学教育賞」を受賞した昆虫博士・丸山宗利らが再集結し、世界中の昆虫たちを撮影した昆虫たちの美と神秘の世界に触れられる至高の一冊だ。
また本書の発売に際して、無類の昆虫好きとしても知られる俳優・片桐 仁と丸山との対談がダ・ヴィンチWebに掲載された。ムラサキスカシジャノメ、周期ゼミ、アフリカのカミキリ、アメリカオオミズアオ……世界中から集めた全70種以上を収録。特殊撮影方法「深度合成」で迫る、昆虫たちの機能美・構造美を本書で確認しよう。
プロフィール
丸山宗利(まるやま むねとし)
九州大学総合研究博物館准教授。1974年生まれ。東京都出身。昆虫学者。北海道大学大学院農学研究科博士課程修了。博士(農学)。国立科学博物館、フィールド自然史博物館(シカゴ)研究員を経て2008年より九州大学総合研究博物館助教、2017年より准教授。アリと共生する昆虫を専門とし、国内外で数々の新種を発見。より簡易な深度合成写真撮影法を考案し、研究のかたわら、さまざまな昆虫の撮影を行う。2020年にシリーズ前作となる『驚異の標本箱―昆虫―』を刊行し、2021年には『角川の集める図鑑GET! 昆虫』で総監修をつとめた。(ともにKADOKAWA)。ほか監著書多数。2024年日本動物学会「動物学教育賞」を受賞。
書誌情報
『神秘の標本箱 ‐昆虫‐』
著者:丸山 宗利、吉田 攻一郎、法師人 響
発売日:2024年12月11日(水)
定価:5,500円(本体5,000円+税)
仕様:A4変形判
ページ数:160ページ
ISBN:978-4-04-115134-1
発行:株式会社KADOKAWA