人気漫画家・山岸凉子による傑作ホラー作品集『ゆうれい談』『艮』本当にあった摩訶不思議な話とは
KADOKAWAと講談社は、山岸凉子氏による傑作ホラー作品集『ゆうれい談』および『艮(うしとら)』を2023年7月21日(金)に紙書籍・電子版で同時発売した。また、山岸凉子氏の電子化作品を紹介する特設サイトを公開した。(URL:https://kadobun.jp/special/yamagishi-ryoko/)
【写真】暑い時期には欠かせない! 山岸凉子氏によるアートで怖い表紙をみる
『ゆうれい談』 は全部、本当にあった怖くて摩訶不思議な話。漫画家にとって最大の敵は睡魔。山岸プロでの眠気ざましの話題は“ゆうれい談”。萩尾望都、大島弓子など著名漫画家たちの不思議体験談を始め、アシスタントさんが経験した怪異譚、著者が旅先や自宅で遭遇したほんとうにあった怖い話や魔訶不思議な話を満載。
怖いけれど怪異を蒐集せずにはいられない著者のゆうれい談。表題作ほか、「読者からのゆうれい談」「蓮の糸」「ゆうれいタクシー」「タイムスリップ」の5作を収録した新装版。(解説:小野不由美)
『艮(うしとら)』 では、出版社に勤める樋口晶子は霊能者・由布由良の取材をすることに。半信半疑ながら、気になることを言われて……。表題作「艮(うしとら)」のほか「死神」「時計草」「ドラゴンメイド」の怪異・恐怖ストーリー3作品を収録。
■著者プロフィール
山岸凉子(やまぎし りょうこ)
1947年北海道生まれ。69年『りぼんコミック』5月号に掲載された「レフトアンドライト」でデビュー。71年『りぼん』10月号より連載が開始されたバレエマンガ『アラベスク』の大ヒットにより人気マンガ家となる。83年『日出処の天子』で講談社漫画賞少女部門を、2007年『舞姫 テレプシコーラ』で手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞。ほか『白眼子』『レベレーション(啓示)』など多数。最新刊に『艮(うしとら)』がある。