「鈴木敏夫とジブリ展」福岡で開催 新展示エリアや本展オリジナルグッズなど見どころに注目

「鈴木敏夫とジブリ展」

 2023年7月14日に公開を予定している宮崎駿監督の新作映画『君たちはどう生きるか』。こちらの作品のプロデューサーといえば言わずもがなである鈴木敏夫氏だ。

 ジブリが世界的なアニメーションカンパニーとして名を馳せることができたのには、鈴木敏夫氏の功績を抜きに語ることはできないであろう。そんな鈴木敏夫氏に迫る展覧会が2023年6月9日(金)~8月31日(木)の期間、福岡市博物館(福岡市早良区)で『「鈴木敏夫とジブリ展」また、会えたね!』(FBS福岡放送、西日本新聞社、西日本新聞イベントサービス)が開催される。

 福岡初公開となる、鈴木敏夫氏が好きな映画、これから観たい映画の過去の名作から隠れた一本まで、映画の歴史も伺えるコレクションを集めた新展示エリアや、本展でしか購入できないオリジナルグッズが多数登場。

 高畑勲・宮﨑駿両監督と共に、世界を代表する数々のアニメーション映画を世に送り出してきたスタジオジブリ・プロデューサー鈴木敏夫。本展では、戦後の名古屋で育ち昭和・平成・令和の時代を駆け続けている鈴木敏夫氏が出会った多くの映画作品、書籍と、それを通して見えてくる時代背景に注目した。

 子供時代から読んできた漫画や小説、青春時代を経て、社会に出てから今もなお旺盛な好奇心で読み続けている歴史本やノンフィクション、評論本などを通し、鈴木氏が、その作品や作家からどんな影響を受け、自身の思考術へとつなげていったのか。そしてどのように作り手と向き合い、編集者・プロデューサーとしてスタジオジブリ映画を確立していったのか、この答を鈴木敏夫氏の血肉となった8,800冊の書籍や約10,000本の映画作品を通じて探る。特に、鈴木氏が幼少期と激動の時代に「体験」した数多くの映画作品をぎっしり集めた空間は、福岡展からの初展示コーナーだ。その他にも、貴重な資料や企画書をはじめ、立体造型物などを多数展示予定。

 2019年に397,595名という、福岡市博物館・歴代1位となる圧倒的な総来場者数の新記録を打ち立てた 「ジブリの大博覧会」以来、同会場へ約4年ぶりにジブリの展覧会が帰ってくる。

■イベント情報
展覧会タイトル:「鈴木敏夫とジブリ展」また、会えたね!
会期:2023年6月9日(金)~8月31日(木)
開催会場:福岡市博物館 特別展示室(福岡市早良区百道浜3-1-1)
公式HP:https://suzukitoshio-ghibli-fukuoka.com/

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