『ONE PIECE』で不安やストレスを解消? ”スッキリ”したい人におすすめの歴代名シーン
『ONE PIECE』の作者である尾田栄一郎が6月6日に自身のTwitterを更新。仕事に影響するほどの乱視であり手術をすることから「週刊少年ジャンプ」の連載を29号(6月19日発売号)から32号(7月10日発売号)まで4週休載をするという。
まずは大事に至らないことを祈りつつしっかりと完治してもらいたいのがファンの気持ちであろう。『ONE PIECE』は、不安や心配に苛まれた時や辛い時にこそ元気を与えてくれる漫画でもある。ムカつく敵キャラの発言や行動に、つい「ぶっ飛ばしてやりたい!」と感情移入してしまった際、ルフィは正義感を持って敵キャラに一発報いてくれることがこれまでに多々あった。まさにスッキリと爽快させてくれて、ストレスや不安を解消してくれる作品だ。
ネット上では、漫画『ONE PIECE』の数々のスカッとシーンが「マジでかっこいい」「ストレス解消になる」と話題だ。読むだけでスッキリする『ONE PIECE』の歴代スカッとシーンを紹介しよう。
間違ったことは許さないルフィの正義感あふれるエピソード
主人公のルフィは正義感が強いため、いざという時は瞬間的にブチギレることも。特に仲間が侮辱されたり傷つけられた時には、普段の姿からは想像もつかない形相で敵をぶっ飛ばしてくれる。ファンの間で特に「スカッとした」と話題なのは、“ルフィvsベラミー”と“ルフィvs天竜人”のエピソードだ。
漫画『ONE PIECE』第224話でルフィ達と対峙した海賊のベラミーは、“空島”があると信じているルフィ達をバカ扱いしボコボコに殴り痛めつける。ルフィにとってベラミーは反撃すれば勝てる相手だが、夢を信じずバカにするだけのベラミーは殴る価値も理由もない存在だったのである。
そんなルフィがベラミーに一発報いるのは、友達のクリケットが必死に探した金塊をベラミーたちに奪われ痛めつけられたことを知った後。怒りをあらわにした表情で、ルフィは単身ベラミーの元へ向かう。バネバネの実の能力で襲いかかってくるベラミーを、ルフィはたった一撃でノックアウトして力の差を見せつけたのだった。ネット上では「自分じゃなく友達を傷つけたから殴るのがルフィのかっこよさ」「めちゃスッキリした」との声が寄せられている。
ルフィの正義感の強さが出ているスカッとシーンとして話題なのが、天竜人に一発お見舞いするシーンだ。天竜人は『ONE PIECE』の世界で、貴族のように誇り高い種族として登場する。最高権力を持つ天竜人に一般人はおろか海軍すらも逆らえず、殺人をしても罪に問われずにやりたい放題。
ルフィ達は人魚ケイミーの友達である魚人のはっちゃんが、天竜人であるチャルロス聖に撃たれる事件の場に居合わせる。天竜人を誰も止めることができない状況で、ルフィは迷わずに強い一撃パンチを喰らわせた。仲間や友達が傷つけられることを許さないルフィの強さがあふれるエピソードは、読者からも「このシーンは最高にスカッとした」と高評価なようだ。