【鉄道】絶景ローカル線・只見線 全線復旧を記念した一冊 六角精児によるインタビューも掲載
秋の紅葉を筆頭に、冬の雪、春の桜、夏の川霧などが織りなす四季の美しさで、国内のみならず、世界中から“絶景のローカル線”と注目を集めている只見線(ただみせん)。2011年の水害で一部区間が不通となっていたが、復旧工事が完成し、2022年10月1日から全線通しての運行が再開された。
【写真】只見線の絶景写真に、六角精児のインタビューなど盛りだくさん
この復旧は施設の保有と運行を分担する上下分離方式を採用し、地元自治体の支えがあったからこそ実現できたという。そんな只見線と沿線を応援する企画として、10月24日に『旅と鉄道』(天夢人)2022年増刊12月号「おかえり! 只見線 全線復旧記念」が刊行される。
只見線を年間300日以上撮影し続ける奥会津郷土写真家・星 賢孝氏の写真で、四季の絶景をあますところなく紹介するほか、只見線への熱い思いも語られている。10月1日の全線復旧初日の沿線の歓迎風景なども収録した、完全保存版となっている。
また鉄道ファンとして知られ、自身のバンド「六角精児バンド」にて『只見線のうた』を発表するなど、只見線愛好家としても知られている六角精児。プライベートでも只見線に訪れているという六角に、只見線愛について聞いたインタビューなど見どころ満載だ。
目次
●おかえり! 只見線 2022年10月1日・2日のドキュメント
●昔ながらの風情が残るローカル線六角精児 只見線愛を語る
●奥会津郷土写真家・星 賢孝が撮った感動の絶景! 秋・冬・春・夏
●奥会津郷土写真家・星 賢孝インタビュー
●「霧幻鉄道 只見線を300日撮る男」誌上公開
●只見線車窓ガイドマップ
●唯一無二の絶景がある只見線橋梁図鑑
●奥会津のダイナミックな景観とグルメを楽しむ! 只見線沿線の旅
・福島県会津若松市(会津若松~会津本郷駅)
・福島県会津美里町(会津本郷~新鶴駅)
・福島県会津坂下町(若宮~会津坂本駅)
・福島県柳津町(会津柳津~滝谷駅)
・福島県三島町(会津桧原~早戸駅)
・福島県金山町(早戸~会津大塩駅)
・福島県只見町(会津塩沢~只見駅)
・新潟県魚沼市(大白川~小出駅)
・只見線沿線宿泊ガイド
・只見線沿線グルメ図鑑
●ミラーレスカメラとともに旅する只見線乗り鉄紀行
●只見線の96年史
●只見線復旧の軌跡
●空から見た只見線
●只見線の記憶 1970~1971/1971~1974/1978~1997
●只見線と私
●只見線時刻表
●只見線応援団になろう!
書誌情報
書名:『旅と鉄道』2022年増刊12月号「おかえり! 只見線 全線復旧記念」
仕様:A4変型判・96ページ
定価:1,760円(税込)
発売日:2022年10月24日